「スマートフォンのデータを気軽にプリントしたい」と思っている方は多いはずです。データを文章にするために据置タイプのプリンターが一般的ですが、最近は持ち運びに便利なモバイルプリンターが登場しているのです。
今回は、場所を選ばずどこでも気軽にプリンター機能を使える「モバイルプリンター」をご紹介します。選び方や実際に商品を使った方のレビュー・口コミもご紹介するので、ぜひ試してみてください。
目次
モバイルプリンターとは?
出典:Amazon
モバイルプリンターとは、軽量かつコンパクトなプリンターです。商品によっては手のひらサイズの商品もあり、場所を選ばすどこでも使用できるのが魅力です。
モバイルプリンターはバッテリーを内蔵しているタイプが主流なので、電源が確保できない場所でも活用できます。
近年、リモートワークが普及しており、コワーキングスペースやカフェなどを活用しているビジネスマンも増えています。しかし、外出先ではプリンター機能を使用するのは困難ですよね。そんなときに、モバイルプリンターがあれば、仕事の生産性を落とすことなく、作業を進められます。
モバイルプリンターを活用している人は増えている
モバイルプリンターは、「いつでもどこでも使用できる」ことが魅力であり、職種問わず、さまざまな方が活用しています。下記では、実際にモバイルプリンターを利用している方の投稿をまとめました。
おそようございます?️
昨夜は、目覚ましかける間も全く無く
即落ちてました…?
今朝の朝食☕?も…
ラストオーダー時間ギリギリ??
何とかたらふく食べれて良かった??wさてさて
モバイルプリンターでも
色々と遊び終わったんで…今からちと、お勉強してから…
本日も楽パ?️へ向かいま~す?♀️? pic.twitter.com/Z65NYuK15Q— ちぃた☆彡feat.楽天イーグルス⚾ (@_chiita_eagles) August 26, 2020
頂いた感想で《最強褒められノート》つくるの楽し〜〜〜〜!!!
作品に頂いた感想をスクショ → ミニシールプリンターで印刷して貼るだけ!
今まで手書きで書き写してたけど、アイコンとかもそのまま残せるのがいい!
メンタルがアレな時はこのノート見返して元気出すぞ??? pic.twitter.com/7qibVdfMaD— 小夜夏ロニ子 (@sayayansayasaya) August 27, 2020
モバイルプリンターを買ったのでSSを試し刷りしてみる pic.twitter.com/1wAx6RLCYm
— からたち (@fe_337d) August 25, 2020
モバイルプリンターは、仕事用としてはもちろん、メモとして活用している方もいます。スマートフォンのスクリーンショットを誤って消してしまわないように、印刷して残しておくのもおすすめです。
モバイルプリンターの選び方
さまざまなメーカーが高性能のモバイルプリンターを発売しているので、どれを選んだら良いかわからないと思っている方も多いでしょう。まずは下記のポイントをおさえておきましょう。
【モバイルプリンターの選び方】
- インクジェットタイプと感熱タイプ
- 電源タイプ
- 機能性
それぞれの項目について詳しく解説します。
インクジェットタイプと感熱タイプ
モバイルプリンターは「インクジェットタイプ」と「感熱タイプ」の2種類に分けられます。一般的にはインクヘットタイプが採用されており、比較的安価なのが特徴です。
感熱タイプは、熱によって色が変化する専用紙に熱を与えて印刷するタイプです。簡易的な仕組みなので、インクジェットタイプよりも小型なタイプが多い傾向があります。
電源タイプ
モバイルプリンターは、コンセントから電源を供給する「AC電源タイプ」とプリンター本体にバッテリーを搭載した「バッテリー駆動タイプ」の2種類があります。
AC電源タイプはコンセントから直接電源を供給できるので、バッテリー残量を気にすることがありません。据置タイプとして活用するなら、AC電源タイプでも十分です。
バッテリー駆動タイプは、充電さえしておけばどんな場所でも使用できるのが魅力です。外出先での使用を考えているなら、バッテリー内蔵された商品がおすすめ。利便性が高いこともあり、AC電源タイプと比べると、高価になっています。
機能性
モバイルプリンターの中には機能性に優れた商品も登場しています。たとえば、高速プリントに対応したモデルや、ワイヤレスの環境でもプリントできるWi-Fi・Bluetoothを搭載したプリンターです。機能が多くなるほど値段も高くなる傾向があるので、ご自身の用途に合わせた機能を重視しましょう。
【軽量かつコンパクト】モバイルプリンター3選
選び方をふまえて、軽量化つコンパクトタイプのモバイルプリンターをご紹介します。実際に利用した方のレビュー・口コミも紹介するので、参考にしてみてください。
Canon iNSPiC PV-123-SP
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撮った写真をその場でシールに印刷できるモバイルプリンターです。工夫次第で楽しみ方いろいろ。
- 対応用紙サイズ:5×7.6cm
- 重量:160g
おすすめポイント①スマホ内の写真をその場でシールにできる
スマホに保存してある画像を簡単にシールにできます。具体的には、スマホと本商品をBluetoothで接続し、スマホにインストールした専用の無料アプリから操作するだけ。ただ印刷することはもちろん、画像を加工して印刷することもできるので、ご友人と楽しみながらオリジナルシールを作って遊べます。
おすすめポイント②コンパクトに持ち運べる手のひらサイズ
本体の重量は160gと軽量です。インクカートリッジも使わない仕様なので、旅先などに持っていって思い出の写真をプリントアウトし、シールを手帳に貼り付けておく、などの使い方ができます。他にも、一緒に写真を撮った方にその場でシールをプレゼントするなどの楽しみ方が可能です。
利用者からのレビュー・口コミ
実際に利用した方のレビュー・口コミをご紹介します。
気になって気になって、購入してしまいました(笑)本体、充電用マイクロUSBケーブル、専用用紙10枚が付属しており、本体を買えば、10枚まで印刷出来ます。専用アプリでも、他のコラージュアプリで編集したものを、専用アプリで印刷する事も出来ます。色合いも優しく、可愛いです。内蔵バッテリーは500mAなので、携帯のモバイルバッテリーなどでも充電可能です。旅行先などでも気軽に使用出来ます。手帳やカレンダー、メッセージカードとかにも貼れるようにコマ割りを変えたりして、複数枚を一枚のシートに印刷して使う事も出来ますが、その分小さくなりますので、付属の10枚で色々試してみるのが良いかもしれないです。育児日記や記録、旅行日記をつける人は写真を貼って華やかに出来ると思います。ただ、専用用紙は普通の紙のシールやマステより厚みがあるので、気になる人は気になるかもしれません。
引用:Amazon
Canon TR153
出典:Amazon
コンパクトでも本格的なカラー・モノクロ印刷を実現するモバイルプリンターです。
- 対応用紙サイズ:A4、はがき
- 重量:2.1kg
おすすめポイント①目的に合ったインクを使用するハイブリッド印刷
写真など、画面の鮮明さが重要な印刷物に適した染料インク4色と、文書など、文字をくっきり見せることが重要な印刷物に適した顔料インク5色に対応したインクタンクを搭載しています。これにより、淡インクを使用しなくても粒状感の少ない写真と、小さな文字や細い罫線も滲まずはっきりした文書を印刷することが可能となっています。
おすすめポイント②Wi-Fiのない環境でも使える
本商品は、Wi-Fi接続はもちろん、無線ダイレクト接続、スマホプリントに対応しています。そのため、外出先・出張先にWi-Fiがない場合でも、5GHzの高速通信でスマホやPC、タブレットなどの端末から写真や文書を印刷することができます。
本体は重さ2.1kgの持ち運び可能なコンパクトサイズとなっているので、ビジネスのお供としても最適です。
利用者からのレビュー・口コミ
実際に利用した方のレビュー・口コミをご紹介します。
ずっと主にプライベートでCanonのip100を使用してきましたが経年劣化から、印刷の品質が落ちてきてしまったのと、テレワークで自宅にて印刷をする必要性が生じて、こちらに買い替えました。通常の白黒文書、案内などのカラー文書とも印刷スピード、品質に大きな問題はありません。しいてあげるとカラーで両面印刷の必要がある場合は普通紙ですとインクの水分で紙が少しふにゃとなります。あと大きさがコンパクトな為インクタンクが小さいので仕方ありませんが多くの量の印刷の場合で特にカラーではインクの減りが早いので、余分にインク購入が必要です。一時的なテレワークで使用する場合には、問題なく使えると思います。
引用:Amazon
KODAK
出典:Amazon
4PASS技術を利用して高品質・タフな写真をプリントできるモバイルプリンターです。
- 対応用紙サイズ:54×86mm
- 重量:245g
おすすめポイント①キレイで丈夫なプリント
本商品は、イエロー・マゼンタ・シアンのカラー染料を連続転写し、最後にラミネートを施す4PASS技術を採用しています。これによって鮮やかな写真が実現できるだけでなく、濡れた手で触っても写真がダメージを受けないほどのタフネスを達成しています。
また、印刷紙だけでなくシール紙にも印刷できるので、オリジナルのシールを作って誰かにプレゼントしたりすることもできます。シール紙に印刷した場合でも、印刷紙に印刷した場合に劣らない、高品質なプリントが可能です。
おすすめポイント②どこでもプリントできる
本商品はわずか245gのコンパクトサイズ。また、本体に内蔵されているバッテリーで動くので、電源を必要とせずいつでもどこでもプリントできます。フル充電の状態で約20枚の印刷が可能ですが、出先でバッテリーが切れてしまった場合でもお手持ちのモバイルバッテリーから給電することができるので便利です。
利用者からのレビュー・口コミ
実際に利用した方のレビュー・口コミをご紹介します。
今までにチェキ(3機種)、ポラロイド(zink使用)、コダックを使ってみて、最高の評価をします。発色が良い、袋を背負っていない。zinkを使用しているポラロイドとの比較では一目瞭然で発色の点でコダックに軍配が上がります。やっとほぼ満足のいくインスタントカメラが出てきましたね。
引用:Amazon
まとめ
今回は、3種類のモバイルプリンターを紹介してきました。画像をデータとしてスマホで持ち運べる時代になったからこそ、現像してアナログの媒体になった写真はより一層魅力的です。
モバイルプリンターは、旅先での一枚や日常における一コマ、もしくはスマホで撮影したスクリーンショットまでも手軽に写真やシールに変換できる便利なツールです。手帳に貼って思い出を保存するもよし、ご友人にプレゼントして共有するもよし。まさに、アイデア次第で楽しみ方が無限に広がるアイテムです。ぜひ、ご自分の生活スタイルにあったモバイルプリンターを見つけてみてください。