ドローン世界シェアNo.1の呼び声が高い「DJI」から、手軽にプロのような映像を撮影できるスマートフォン用ジンバル「DJI MO4」アイテムが発売されました。
スマートフォン用ジンバルは、手ブレが抑えられた映像を撮影できるアイテムとして、多くの映像クリエイターが使用しており、VLOGはもちろんのこと、シーンの移り変わりが早いスポーツの撮影にも適しています。
今回の記事では、DJIから新たに発売されたスマートフォン用ジンバル「DJI MO4」の魅力と使用感、実際に利用した方のレビュー・口コミをご紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【スマートフォン用ジンバル】DJI OM4が新登
出典:DJI
ドローンやアクションカメラ、各種スマートフォンアクセサリーなど、幅広い商品を開発・販売しているDJIから、新たにスマートフォン用ジンバルが登場しました。従来のモデルである「Ozmo Mobile3」が改良され、より手軽にプロのような映像が撮影できるようになりました。
スマホスタビライザー #DJIOM4 登場…簡単着脱、最新3軸スタビライザー搭載 via @carviewcojphttps://t.co/IwtcqJvHQ8 pic.twitter.com/sdyHzzRIC5
— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) September 2, 2020
「DJI MO4」は、スマートフォン用ジンバルとして、手ブレを抑えたいときの撮影で活躍します。たとえば、予測不能な動きをする動物や子どもを撮影、VLOGのように見やすさと臨場感を伝えたいシーンなどです。
「DJI MO4」は手ブレを抑えるだけではなく、創造力豊かな撮影モードが搭載されています。クリエイティブな機能が搭載されていながらも操作は簡単。初心者の方でも直感的に扱えるので、スマートフォン用ジンバルの入門編としてもおすすめです。
【DJI OM4】は多くの方に支持されている
「DJI MO4」は、発売とともに多くの方が使用感などをSNSに投稿していました。下記では、「DJI OM4」に関する投稿をご紹介します。
DJI OM4で子供を撮るの最高でした!
— sakusaku (@39_saku_saku_39) August 30, 2020
DJI OM4 を使用して
ねーねーを撮影
足元のお好み焼きがし良い味出してる pic.twitter.com/1UgfXB0bT6— X2(リモートワークは己との闘い) (@x2_0v) August 30, 2020
筑波山山頂で撮影したタイムラプス
iPhoneXR +DJI OM4 pic.twitter.com/fDSfOS6dRn
— たかなみ@JJ1MUK_さいたまHD184 (@110_takanami) September 5, 2020
従来のモデルである「Ozmo Mobile3」の基本機能に加えて、映像表現が豊かになる機能を搭載。スマートフォン用ジンバルの弱点だった着脱の不便さが解消されたことで、使いやすくなったと評判です。
【手軽な操作で高度な映像表現が可能に】DJI OM4の特徴を徹底解説
出典:DJI
「DJI OM4」に搭載されている機能について解説します。
【DJI OM4の特徴】
- マグネット仕様
- 標準搭載された便利な機能
- クリエイティブな撮影モード
それぞれの特徴について詳しく解説します。
マグネット仕様によりスマートフォンの着脱が便利になった
出典:DJI
「DJI OM4」の最大の特徴は、スマートフォンとジンバル本体をマグネットでくっつけていることです。「Ozmo Mobile3」などの従来モデルでは、アームによって固定していたので、着脱がとても面倒でした。しかし、「DJI OM4」は強力なマグネット仕様になったことから、アイディアがひらめいた瞬間に取り付けて撮影を始められます。
また、スマートフォン側に装着されている「磁気リングホルダー」は、スマートフォンスタンドやバンカーリングとしても活用できます。撮影日ではなく日常生活でも利用できる利便性の高さも選ばれている理由です。
標準搭載された便利な機能
出典:DJI
「DJI OM4」は、プロ級の映像表現ができるクリエイティブな撮影モードが搭載されています。
【撮影モード】
- アクティブトラック3.0
- ストーリーモード
- ダイナミックズーム
- 分身パノラマ
- ジェスチャー操作
それぞれの機能について解説します。
アクティブトラック3.0
アクティブトラック3.0は、被写体を自動追跡する機能です。予測不能な動きをする子どもや動物などにも対応しているので、被写体へのフォーカスが苦手な方や、初心者の方にもおすすめです。
ストーリーモード
ストーリーモードとは、撮影したデータをテンプレートに沿って編集できる機能です。撮影や編集が苦手な方は、あらかじめ搭載されたクリエイティブなテンプレートを活用してみましょう。
ダイナミックズーム
ダイナミックズームは、被写体を印象的に魅せるズーム機能です。通常、ズーム撮影をおこなうときは、スマートフォン画面を随時操作する必要がありますが、DJI OM4では、ワンタップするだけで操作は完了。なめらかなズーム映像に仕上がります。
分身パノラマ
分身パノラマとは、その名の通りパノラマ撮影ができる機能です。自動で簡単にコマ送り映像を撮影できるので、スポーツなどの臨場感を伝えたいシーンで大活躍します。
ジェスチャー操作
ジェスチャー操作は、スマートフォンやジンバルに触れることなく、ハンズフリーで撮影できる機能です。セルフィーはもちろん、集合写真のときにも活躍。専用アプリを介してジェスチャーを登録するので、わざわざBluetoothリモコンなどのアイテムを用意する必要はありません。
視聴者をひきつけるクリエイティブな撮影モード
出典:DJI
「DJI OM4」には、視聴者をひきつけるクリエイティブな撮影モードが搭載されています。
【クリエイティブな撮影モード】
- タイムラプス(ハイパータイムラプス、モーションラプス)
- スピンショットモード
- スローモーション
- 240°パノラマ
- 3×3パノラマ
手持ちでは表現できない映像表現も、「DJI OM4」なら可能。アプリから各種モードを選択するだけなので、誰でも簡単にクリエイティブな映像表現ができます。
【DJI OM4】実際に利用した方のレビュー・口コミ
「DJI OM4」を実際に利用した方のレビュー・口コミをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
他のジンバルと比べてもスマホとの同期がすぐにでき すぐに使えるところが良い。 特に磁石によるスマホの取り付けは秀逸。 磁石で大丈夫なのかな と思っていたが、 かなり強力な磁石で、この磁石は、プレート側もジンバル側も磁石になっており 通常使用では外れることはないが スマホだけに力が加わると外れるので(通常の取り外し方法) 撮影時に外力が加わらないように注意すべき点は言うまでもない。 また磁気リングホルダーをつけて通常のスマホ使用時にも 落下防止としてリングを使う事ができるが、これが磁石であることと フェリカ感知位置が隠れてしまうので、お財布携帯が使えなくなるので 注意が必要。 スマホにつける側のプレートは磁石でなく 金属でも良いのではと思ったが、それだと保持力が落ちるのかな。 全体として操作性は良く、この値段でこの機能なら購入しても 損はないかも。
引用:Amazon
OsmoMobile3も使用していますが、さらに簡単にセットできて、使用感も「DJImimo」(アプリ)で快適です。スマホをくっつける磁力は、すごい!実に強力です。
引用:Amazon
DJI系列のmomentのケースを使っていますが、まずこれに「磁気リングホルダー」を貼り付けることができません。貼り付け後、ジンバル本体に装着して取り外そうとしたところ、磁力が強い本体側に持っていかれ、剥がれて接着面がボロボロになりました。おそらく新しい薄型のケースだと、そちらは貼り付けることができそうですが、磁力が強すぎて取れてしまいそうです。 結果的に、他のジンバルで使われているような (Ulanzi ST-07)の裏側に貼り付けているので、このジンバルの利点は享受できていません。 momentはアプリにもOsmo Mobile (OM)が対応しているように、かなり意識されています。momentの良い点である外付けレンズが実質使えない状況です。 またマグネットのデザインがダサいです。無地でいいのに。変に目立って使う気をなくします。 「薄型スマートフォンクランプはどんなスマートフォンにもフィット」とありますが、こちらは自分が持っているクランプの中でも一番ものを選ぶ形状・厚みの遊びのなさです。 なので、スマホ・iPhoneを素のままか、せめて薄く硬いクリアケースなどに入れ、外付けレンズなどを一切使わない人にはおすすめです。ケースはかなり選ぶものだと覚悟しておいた方が良さそうです。 性能は問題ありませんが、起動音などをオフにできないのが気になります。シャッター音よりうるさいです。ここら辺はzhiyun crane m2などの方が行き届いていますね。
引用:Amazon
まとめ
今回の記事では、DJIから新たに発売されたスマートフォン用ジンバル「DJI MO4」をご紹介しました。従来モデル通り、手ブレを抑えられる3軸対応になっているので、手ブレのない安定した映像を撮影できます。
バーションアップしたのは利便性です。これまでのモデルはアームにスマートフォンを挟んでいたので、着脱がとても面倒でした。しかし新モデルの「DJI OM4」は強力なマグネットを採用。片手で簡単に着脱できるので、決定的瞬間を逃すことなく撮影に臨めます。