[2台同時充電も!]持ち運べるワイヤレス充電器「PBL」を紹介

おくだけでスマートフォンを充電できる「ワイヤレス充電」。わざわざケーブルを接続しなくても充電できる便利さから使用している人も多いでしょう。

最近ではiPhoneやGalaxyなどのスマートフォンをはじめ、スマートウォッチ、ブルートゥースイヤホンなどもワイヤレス充電に対応しています。これに伴い非常に多くのワイヤレス充電器が登場していますが、その多くは家で電源に接続していなければ使えません。

もし、モバイルバッテリーのように手軽に持ち運べて外出中にワイヤレス充電できたらすごく便利だと思いませんか?

実はそんな商品があるんです!それが「PBL」というワイヤレス充電器です。これは現在クラウドファンディングサイトの「キックスターター」で出資が行われています。

[商品詳細ページ] PBL: Wireless Charging meets Convenient Design by EVOTech Labs — Kickstarter

「PBL」は単に持ち運べるだけではなく、その他にも特徴的な機能がいくつかあります。

ここでは「PBL」の特徴をわかりやすく解説していきます。

ワイヤレス充電器「PBL」の特徴

なんと言っても一番の特徴は「ワイヤレスなのに持ち運べる」という点です。

通常のワイヤレス充電器は電源に接続しなければ使えないので持ち運ぶことはできません。しかし、「PBL」はバッテリーが内蔵されているので、電源接続なしで使うことができるんです。

さらにワイヤレスの良さを最大限に活かす機能として360度どの角度でも充電できるようになっています。ワイヤレス充電によくありがちな置いたはずなのに角度がずれていて充電されていなかったという悲劇を防げます。

充電のスピードはiPhoneであれば3時間ほど、Androidスマホであれば2.5時間ほどで充電できます。これは通常のワイヤレス充電器と同等の速度です。

もちろん急速充電対応の充電器に比べると遅いですがモバイル充電器としては十分でしょう。

バッテリーの容量は6000mAhです。どれくらい充電できるかと言うと、

  • iPhone8は2.3回程度
  • iPhone8 Plus、X、XSは1.5回程度
  • iPhoneXS Max、GalaxyS10は1.2回程度
  • GalaxyS9Plus、S10Plusは1回程度

このようにほとんどのスマートフォンでは1~2回充電できます。これだけ充電できればモバイルバッテリーとして安心して使用できそうです。

本体にはスマートチップが内蔵されており、充電デバイスごとに速度を最適化したり、スマホが完全充電されると自動でパワーをオフして過充電を防ぐなどの安全機能も万全です。

しかもモバイルバッテリー同様にケーブルでの充電にも対応しています。これにより以下の画像のように1台のスマホをワイヤレスで充電しながら同時にUSBケーブルでもう一台スマートフォンを充電することができるんです。

こんなふうにブルートゥースイヤホンをワイヤレスで充電しつつ、ケーブルでスマホを充電するなんて使い方もできます。これはかなり便利そうですね。

ただ、2台同時充電となると充電スピードはそれなりに落ちそうなので、実用性の面では注意が必要かもしれません。

そしてこのワイヤレス充電器自体は「ドック・ステーション」という充電用のドックにおくことで充電できます。こうすれば通常の据え置き型のワイヤレス充電器として使用することも可能です。

家ではドックに乗せて電源接続された充電器として使い、外出時はドックから外すことでケーブルでもワイヤレスでも充電できる1台2役のポータブル充電器に変身します。

これだけ多機能で便利な「PBL」ですが下の画像のように薄さ12ミリのシンプルなデザインに仕上がっています。

画像に写っているのはiPhone Xあるいは iPhone Xsですがほとんど変わらない大きさ、薄さです。これだけの薄さにスマホを1~2回充電できる6000mAhのバッテリーとワイヤレスですまーとな充電機能、Type-Cポートなどがすべて搭載されているのです。

ワイヤレス充電器「PBL」の対応スマートフォン・デバイス

以下が主要な対応デバイスです。

  • GalaxyS6/S7/S8/S8 Plus/S9/S9 Plus/S10/S10 Plus/Note 8/Note9
  • iPhone8/8Plus/X/Xs/Xs Max/XR
  • Google Pixel 3/3 XL
  • Google Nexus 4/5/6
  • LG G2/G3/G6/G6 Plus/G7/G7 ThinQ/V40 ThinkQ
  • Appel AirPods 2

上記に上げたのは公式ページに表記されていたものだけです。

PBLは「Qi」というワイヤレス充電方式に対応していればどのスマホでも使用可能なので、表記がないデバイスでもワイヤレス充電に対応していれば問題なく充電できるはずです。

ワイヤレス充電器「PBL」のスペック

PBL CHARGER

  • サイズ:横幅72mm×高さ144mm×厚み12mm
  • 重さ:156g
  • バッテリー容量:6000mAh
  • ワイヤレスアウトプット:10W
  • Type C Input/Output : 最大5V 3A / 最大5V 3A

PBL Charging Dock

  • サイズ:横幅86mm×高さ158.6mm×厚み12mm
  • 重さ:136g
  • USB Input:最大5V 2A

ワイヤレス充電器「PBL」の付属品(15ドル追加が必要)

プラス15ドルすることで付属品として旅行時や外出時に便利なハードシェルケースが付属することもできます。このケースには充電器本体と、ドック、そしてスマートフォンを収納しておくことができます。

その他、ケースを鞄などに吊るしておくことができるフックも含まれています。

ワイヤレス充電器「PBL」出資額と報酬

現在出資可能なものは以下の通りです。

  • 「EARLY BIRD SPECIAL」
    1個のPBL CHARGER、1個のドックステーション
    49ドル(5,320円)以上 通常の50%オフ
  • 「KICK STATER SPECIAL PBL CHARGER」
    1個のPBL CHARGER、1個のドックステーション
    69ドル(7,491円)以上 通常の30%オフ
  • 「SUPRE EARLY BIRD PBL ×2 」
    2個のPBL CHARGER、 2個のドックステーション
    78ドル(8,468円)以上  通常の60%オフ       
  • 「PBL CHARGER ×2」   
    2個のPBL CHARGER、 2個のドックステーション
    98ドル(10,616円)以上  通常の50%オフ        
  • 「PBL CHARGER FAMILY PACK」
    4個のPBL CHARGER、 4個のドックステーション 
    159ドル(17,262円)以上 通常の60%オフ                   
  • 通常小売価格ー99ドル
  • ハードシェルトラベルケースー15ドル

ワイヤレス充電器「PBL」今後の予定

出資の締切は7月3日で6月に生産、8月に出荷が開始される予定です。世界各国への配送に対応しています。

まとめ

「PBL」は通常のモバイルバッテリーや急速充電対応のワイヤレス充電器と比べると容量や充電速度の点で劣るところもあります。しかし、他にはない持ち運べるという特徴に加え、ケーブルでの充電にも対応しているなど完成度の高いワイヤレス充電器と言って良いでしょう。

以下のURLが詳細な商品ページとなっているので興味が出た方はぜひ訪れて見てください。

[商品詳細ページ] PBL: Wireless Charging meets Convenient Design by EVOTech Labs — Kickstarter