GoToトラベルにも!旅におすすめの耳栓5選

お得に国内を旅行できるGoToトラベル。もう皆さんは利用されましたか?ご利用がまだの方もこれを機会に国内旅行をしようと思っている方も多いのではないでしょうか。

旅行する際はコンパクト且つ便利で快適に過ごせるグッズが不可欠ですよね。今回はそんな便利グッズの中でも旅の道中を快適に過ごすのに役立つ耳栓をご紹介します。旅先では勝手が知れた自宅とは違い、滞在先や道中がどんな環境かは行ってみないと分かりません。それも旅の醍醐味ですが、快適でストレスなく楽しく過ごすためにもぜひ、この記事を参考に旅の準備を十分にしてから旅行をお楽しみください!

GoToトラベルのことを簡単に説明

まずは、GoToトラベルのことを少しだけご説明いたします。

Go To トラベルキャンペーンには現時点で2つの割引とクーポンの支給があり最大旅行費用の50パーセントがお得になります。クーポンには予約したサイトや旅行会社によって紙クーポンと電子クーポンがあり、どちらか片方しか使えない店舗も存在します。

  • ホテル宿泊代が35%割引!割引額の上限は1人1泊あたり14,000円まで
  • 現地で使えるクーポンが最大で1泊の宿泊代の15パーセントもらえる(クーポン額の上限は1人1泊当たり6,000円分まで、2020年10月1日開始)

助成金額は最大50%です(ホテル宿泊代金の35%割引 + 地域共通クーポン15%)

GoToトラベルはいつまで?

これからGoToトラベルに行こうと思っている方が気になるのはいつまでキャンペーンが行われてるかだと思います。GoToトラベルの期間は旅行の形式ごとに違います。

  • 宿泊を伴う旅行は「2021年2月1日(チェックアウト日)」に終了予定です。
  • 日帰りの旅行は「2021年1月31日」に終了予定です。
  • 修学旅行は「2021年3月15日」にキャンペーン終了予定です。

※ただ国の予算がなくなり次第終了ですので、期限ぎりぎりに旅行に行こうと思っている方はお急ぎください!

環境ごとの騒音ってどれくらい?

GoToトラベルのことを簡単に説明したところで、本題に入ります。旅行に持っていく耳栓のお話をする前に、騒音のことを少しお話します。

音の単位であるdB(デシベル)とは?

デシベル「dB」というのは音だけでなく、電力、電流、電波など色々な分野で使われる単位です。身近な音の大きさはこんな感じになります。

10dB 聴こえる事の出来る限界(超サイレントな世界)  呼吸音 無音に近い 蝶の羽ばたき 髪のそよぎ
20dB 寝息 木の葉のふれあう音 置時計の秒針の音(前方1m)やっと音として聴こえる程度 消しゴムの音 呼吸する音 雪の降る音 木の葉のそよぎ
30dB ささやき声 郊外の深夜 かすかな声 洋服を着る音 静寂 夜の住宅 街の静けさ
40dB 閑静な住宅街、図書館 市内の深夜 ささやき声 鼻息 小雨の音 すやすや居眠り 昼の住宅街 コオロギの遠音 換気扇
50dB 静かな公園 静かな事務所 クーラー(屋外機、始動時)換気扇エアコンの音 小さな声 静かな室内 博物館 事務所の音
60dB 普通の会話 静かな乗用車 一般的な家庭の朝 普通の声 トイレ洗浄音 テレビ小音 学校の授業 銀行内の音
70dB 掃除機の音、電車の車内 ステレオ(正面1m、夜間) 騒々しい事務所の中 騒々しい街頭 掃除機 夕立 潮騒 声が大きい テレビ中音  新幹線内 乗用車 レストラン 工場
80dB 交通量の多い道路、地下鉄の車内 電車の車内 ピアノ(正面1m)電話 ボーリング場 機械工場の音 大型幹線道路
90dB 90db(デシベル) ・犬の鳴き声(正面5m) 騒々しい工場の中 カラオケ(店内客席中央)地下鉄車中 パチンコ店内 滝の音(近く)
100dB 電車が通るときのガード下 地下の構内 地下繁華街の音
110dB 自動車のクラクション リベット打ち
120dB オーケストラの演奏 新幹線鉄橋通過
130dB 飛行機のエンジンの音 落雷

以下は人間の騒音の感じ方ですが、かなり個人差はあります。

 

騒音レベル 20~29db 30~39db 40~49db 50~59db 60db~
感じ方 無音感 非常に静か 特に気にならない 騒音を感じる 騒音を無視できない

(日本建築学会「建築設計資料集成1環境}:資料)

一般的に、室内で快適な騒音の程度は、40db以下といわれています。旅先では、70~80dbの電車や新幹線内、90dbの滝の近くや地下鉄車中などを訪れたり通ることもあります。騒音で苦しまないためにもぜひ、自衛をしましょう。

耳栓に書いてある「NRR」や「SNR」とは

耳栓がカットできる騒音の量は「NRR(Noise Reduction Rating)」や「SNR(Single number rating)」という値を参考にすることができます。

NRRやSNRは簡単にいうと「削減できるデシベル」の値です。

これらの値は、複数の被験者に実際に耳栓をつけてもらい「30dB削減できている」と回答した人が98%以上であれば、その商品はNRRやSNRは「30」という値になるようです。

NRRとSNRの違いは「地域」と「周波数」によります。

NRRはアメリカを中心にSNRはヨーロッパ中心に使われています。のちの項目で紹介する耳栓にもこの2つの値による遮音性が記載されています。

旅行で耳栓が活躍するシチュエーション

普段の生活でも耳栓を使っているという方もいらっしゃると思いますが、旅行は自宅とは違い騒音が多い場所に行くこともありますので、耳栓があると便利です。どんな使用するシチュエーションで利用するかを確認してみましょう。

旅の道中で仕事をするときに

コロナ渦以降、会社以外の場所で仕事をするという方も増えたのではないでしょうか。旅行に行く最中も仕事もしなければいけないという方もいらっしゃると思います。そんな方は周りの声などで集中を邪魔されないためにも耳栓があると便利です。

旅先での安眠

旅行の移動時は寝て過ごすという方にも耳栓はおすすめです。電車や飛行機、バスなどで移動する際は隣近所の席の方が話をしたり、物音を立てる人である可能性は十分にあります。また、止まったホテルや旅館の壁が薄かったりとなりや上の階の宿泊客がうるさいということもあります。そんなときでも気にせずに眠れるようにお守りがわりに持っていくのもおすすめです。

飛行機など気圧が変化する場所での耳の保護のため

飛行機の離着陸時など気圧が急激に変化する際に耳が痛くなったり、調子がおかしくなるという方にも耳栓は必須です。この場合は音を聞こえなくするのではなく、耳を守るために使用します。気圧の変化をで耳に負担をかけない専用の耳栓を使用しましょう。また、気圧の変化から耳を守るのと同時に騒音を防ぐタイプの耳栓もありますので、自分の使い道に合ったものを選びましょう。

耳栓の選び方

耳栓の具体的な選び方を確認していきましょう。

遮音性で選ぶ

遮音性は耳栓の「効果」です。ただし、遮音性が高ければ高いほど良いということでもなく、完全に音を防ぎたいのか、大きな音だけを防ぎたいのかなど用途によります。現在の騒音レベル(dB)-NRR値=耳栓をした状態の騒音レベル」となります。上の表を参考にすると、70dB(新幹線の車内程度の騒音)の状況で20NRRの耳栓を使えば、50dB(普通の声程度の騒音)まで抑える事ができます。

フィット感で選ぶ

耳栓を選び上でのもう一つ大切なポイントはフィット感です。いくら遮音性に優れた耳栓でも、耳にフィットしなければその実力は発揮できません。さらにはフィット感がなく、つけているのが不快ものは長時間つけていられないでしょう。主に以下のようなタイプがありますので、耳栓を選ぶときの参考にしてください。

  • フォームタイプ:耳栓には、装着前に耳栓を押し潰して小さくし、そのまま装着します。しばらく経つと膨らみ、耳にフィットします。
  • プラグタイプ:グリップという軸があるので、取り外しが簡単かつ清潔に使えるが、素材が固いものが多いです。
  • シリコンタイプ:粘土の様に自由に成型手出来るタイプの耳栓です。フォームタイプの圧迫感や、プラグタイプが合わない人におすすめです。

おすすめの耳栓を紹介

コスパで選びたい方におすすめの耳栓

耳栓は使い捨ての商品が多く、いわば消耗品です。ですので、コストパフォーマンスが高いものを選びたい方も多いのではないでしょうか。「LYSIAN ソフトフォーム耳栓」は1,099円で発泡ウレタンの耳栓が60ペア、シリコンの耳栓が1ペア入っており、1ペア当たりの金額は18円程度です。1ペア当たり20円を切る安価な価格ながらNRR 38 dB遮音を誇ります。さらにソフトで快適な着用感なのも魅力です。また、「LYSIAN ソフトフォーム耳栓」は使い捨てですが、5日ほどは連続して使用することが可能なので、数日の旅行なら1つ携帯すれば十分です。

 

人気の耳栓を複数種類試してみたい方におすすめの耳栓

アメリカの耳栓メーカー、MOLDEX社の8種類の使い捨て耳栓が500円程度でお試しできる商品です。持ち運びのケースもついているため、旅行に持っていくのにもピッタリです。製品によって差はありますが、遮音性はNRR28dB~33dBなっております。すべて持って行ってもかさばるものではないので、旅行先で試してみるものいいでしょう。ユニセックスの品物ですが、大きさに差が多少ありますので、家族とシェアして使うのもいいでしょう。

一度こちらを購入して自分に合った製品を指名買いするのもおすすめです。使い捨ての商品ですが、よほど水濡れや汚損などがない限りは数日間の旅行で使い続けるのも問題はないでしょう。

 

とにかく高品質な耳栓をお求めな方におすすめの耳栓

とにかく高品質な耳栓をお探しの方におすすめなのが「dBud 音量調整可能なイヤープラグ」です。見た目はワイヤレスイヤホンのようですが、電池充電不要な耳栓です。「dBud 音量調整可能なイヤープラグ」の便利な点は独自開発のアコースティックフィルターとボリュームスライダーでスライド操作のみで音量調節が可能な点です。アナログ設計のため、煩わしい充電や電池などは必要ありません。イヤープラグ部分は約6g(片耳約3g)と軽量なので1日着用していても快適で煩わしいさがないのも魅力です。

旅行先では、道中のアナウンスなどは聞き逃したくないが大きなうるさい音を避けたいという方にピッタリです。

耳に良くない騒音だけを防ぎたい方におすすめの耳栓

難聴や外耳炎などの耳の病気になるような爆音を防ぎたいという方におすすめなのがこちらの耳栓です。本来はライブなどの音楽イベント向けですが、旅行先で大きな音がする場所に行くという方にもおすすめです。話し声や日常生活の音を防ぐことはできませんが、約19dBの音圧を低減し、耳への負担を軽くしてくれる耳栓です。

 

飛行機などの気圧変化に対応するおすすめの耳栓

飛行機での気圧の変化による耳の痛みや不快感を軽減するとともに最も高い遮音性能を兼ね備えてた耳栓です。耳栓内部に調整機能があり、離着陸時の圧力変化を緩やかにします。また、柔らかく、しなやかなフランジが耳にしっかりフィットし、飛行機内で快適に過ごすことができます。遮音性はSNR 24dBで繰り返し使用することができる耳栓です。

まとめ

この記事では旅行を中心に、騒音を防いだり快適に過ごすための耳栓をご紹介しました。耳栓を選ぶためのポイントは自分の用途に合った遮音性とフィット感、使い捨ての物を選ぶ場合は特にコスパを重視して選ぶとよいでしょう。この記事で解説した騒音の値なども参考にぜひ自分に合った耳栓を選んで快適な旅をお楽しみください。

この記事が参考になりましたら幸いです。