さまざまなカメラ周辺機器が登場したことにより、誰でも簡単に動画を撮影・編集できるようになりました。なかでもYouTubeでは、自分の日常を投稿する「VLOG」が流行っています。
「自分もVLOGを始めたいけど、どんなカメラを使ったら良いのか分からない」「スマートフォンで動画を撮影すると、すぐに容量がパンパンになってしまう」などの悩みを抱えている方は多いと思います。
そこで今回は、VLOGに最適なカメラ「DJI POCKET 2 Creator」をご紹介します。特徴や魅力、実際に利用している方のレビュー・口コミも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
新時代のVLOGアイテム「DJI POCKET 2 Creator」が登場
最大の特徴はスマートフォンよりもコンパクトで軽量なことです。商品名の通りポケットサイズなので、どんな場所にも持ち運ぶことができます。
また、安定化機能として3軸に対応。走りながら被写体を追いかけてもブレない映像を撮影することができます。今まではスマートフォンにジンバルを装着して撮影するのが一般的でしたが、「DJI POCKET 2 Creator」の登場によって、外出時の荷物を減らすことができます。
商品仕様
- 名称:DJI Pocket 2
- サイズ:124×38.1×30mm
- 重量:117g
- 安定化機能:3軸
- 操作範囲:パン:-230°〜+70° / チルト:-100°〜+50° / ロール:± 45°
- 機械的稼働範囲:パン:-250° ~ +90° /チルト: -180° ~ +70° / ロール:± 90°
- 最大操作速度:120° / 秒
- 角度ぶれ範囲:±0.005°
【カメラ】
- センサー:1/1.7インチ CMOS / 有効画素数:64 MP
- レンズ:FOV 93°、F1.8 / 焦点距離:20 mm(35mm判換算)
- ISO感度:静止画:100~6400 (16 MP)、100~3200 (64 MP) / 動画: 100~6400 / スローモーション:100~3200
- 電子シャッター速度:8〜1 /8000秒
- 最大静止画サイズ:9216×6912ピクセル
- 静止画モード:シングルショット・16 MP、64 MP / カウントダウン・3、5、7 秒 / パノラマ・3×3、180°
- 動画解像度:4K Ultra HD: 3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60fps / 2.7K: 2720×1530 @ 24/25/30/48/50/60fps / FHD: 1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60fps
- HDR動画解像度:2.7K: 2720×1530 @ 24/25/30fps / FHD: 1920×1080 @ 24/25/30fps
- 動画モード:動画 / HDR動画 / タイムラプス / モーションラプス / ハイパーラプス
- モーションラプス:左から右 / 右から左 / カスタム動作(最大4点)
- スローモーション:1080p/120fps(4倍使用時) / 1080p/240fps(8倍使用時)
- 最大動画ビットレート:100Mbps
- 写真フォーマット:JPEG/DNG
- 動画フォーマット:MP4
「DJI Pocket 2」と「DJI Osmo Pocket」の違い
最新機種「DJI POCKET 2 Creator」の前モデルが「DJI Osmo Pocket」です。「DJI POCKET 2 Creator」は、前モデルの「DJI Osmo Pocket」よりも大幅にアップグレードされています。
【改良ポイント】
- クイック起動を搭載
- より高速なオートフォーカス機能に
- 8倍ズームが可能
- センサーサイズが大きくなった
- 幅広いFOVレンズでセルフィーの質が向上
- サラウンド音声録音が可能になった
など、カメラ初心者でも使いこなせる機能がたくさん搭載されています。なかでも1/2.3インチだったセンサーサイズが、「DJI POCKET 2 Creator」では1/1.7インチにアップグレードされました。これによって、昼夜問わず、どのような場所でも高品質な映像を撮影することができます。
動きの速い被写体を追跡したいときは、より高速なオートフォーカス機能が必要になってきます。「DJI POCKET 2 Creator」では、ハイブリッドAF2.0を搭載しており、素早く正確にフォーカスを合わせることができます。この技術のおかげで、決定的瞬間も捉えることができます。
前モデルから飛び抜けて進化したポイントは、オーディオ性能です。DJIマトリックスステレオは、4つのマイクから構成されており、より没入感のあるサウンドを楽しめるようになりました。
クイック起動
決定的瞬間はいつ起こるか分かりません。カメラを持ってモタモタしているのは、とても情けなく感じますよね。「DJI POCKET 2 Creator」は、デバイスの電源を入れてすぐに撮影できるので、「いま撮りたい!」と思った瞬間を逃すことがありません。
ストーリーモード
「DJI POCKET 2 Creator」は、前モデルの「DJI Osmo Pocket」で好評だったストーリーモードをさらに改良し、より合理的な制作プロセスを提供しています。前モデルでは、専用アプリである「DJI Mimo」に接続していましたが、当シリーズからは本体に搭載されているテンプレートを選択するだけで、印象的な映像を制作できます。
DJI Pocket 2の魅力的な機能を徹底解説
ここからは、「DJI POCKET 2 Creator」の魅力的な機能を徹底解説していきます。
【DJI POCKET 2 の魅力】
- シネマティックな映像表現ができる
- 4K60fpsの撮影が可能
- FacebookやYouTubeでライブ配信ができる
- ズーム機能が搭載している
- AI技術を活用した自動編集
シネマティックな映像表現ができる
「DJI POCKET 2 Creator」に搭載された3軸ジンバルは、高精度で手ブレを補正し、滑らかな映像表現を演出します。TVのロケ番組にも採用されているほどです。
前モデルよりもクリエイティブ機能がさらに進化。被写体を認識し、自動で追尾する「アクティブトラック3.0」は、人物やペット、物などを自由に撮影できます。
スマートフォンの場合、自ら手を動かして被写体を捉える必要があり、どうしても手振れが起こってしまうのが難点でした。一方で「DJI POCKET 2 Creator」は、カメラのレンズがが自動で被写体を追いかけるので、初心者でも簡単にクオリティの高い映像を撮影することができます。
4K60fpsの撮影が可能
「DJI POCKET 2 Creator」は、4K60fpsの高画質撮影に対応しています。シネマティックな映像表現やVLOGを撮影するときは画質がとても重要です。
「VLOGに4Kは必要ない」という意見には賛同できますが、VLOG以外の動画撮影をするときは、やはり4K対応であることに越したことはありません。HDや2.7Kにも対応しているため、自分の目的や用途にあわせて撮影できるのも嬉しいポイントです。
FacebookやYouTubeでライブ配信ができる
「DJI POCKET 2 Creator」は、FacebookやYouTubeで直接ライブ配信ができます。人物を検出し、目や輪郭、肌の色合いなどを自分好みに調節できる「美肌効果」も搭載されているため、リアルタイムの配信でも美しい自分を演出できます。
ズーム機能が搭載されている
前モデルと大きく変わったポイントとして、ズーム機能が挙げられます。静止画では最大8倍のズームが可能なので、遠くにいる被写体もしっかり捉えることができます。
一般的なカメラでは、ズームをすると手振れをすることがあります。しかし「DJI POCKET 2 Creator」は、ズーム時でも鮮明な写真を撮影できるため、決定的瞬間も逃すことがありません。動画の場合、4Kでは2倍、2.7Kは3倍、HDは4倍のズームに対応しています。
AI技術を活かした自動編集
「撮影はできても、動画編集は苦手」という方も多いでしょう。「DJI POCKET 2 Creator」は、AI技術を活かした自動編集機能が搭載されているので、誰でも簡単にクオリティの高い映像を作ることができます。
トランジションや音楽など、シネマティックな映像表現も可能。数回タップするだけで、SNS投稿に適した短編動画を作成できます。
利用者からのレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に「DJI POCKET 2 Creator」を使用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★☆:三脚やや難!映像は納得!総合OK】
映像等は納得の行くものです。三脚は少し強めに閉めると外すのに一苦労します。強く引き抜くように回せば外せるかも!ストラップは取り付けが非常に困難です。針を用意して反対側から少しずつ引き出すようにしてやっとです。ワイドコンバージョンレンズはケース内に保管していてもバッグ内で外れてました。紛失に気をつけてください。その他は申し分ないです。
引用:Amazon
【★★★★☆:とっても良い】
説明書も日本語で入ってます。内容は最低限ですが ネットに上がってもいますしOKです。初期不良もないし よく考えられている感じがする。
引用:Amazon
「DJI POCKET 2」を使うなら純正アクセサリーは必須
出典:DJI
「DJI POCKET 2」を使用するなら、快適な撮影環境を演出する「アクセサリー」が必須です。具体的には以下のアクセサリーが販売されています。
【DJI POCKET 2のアクセサリー】
- ミニ操作スティック
- Do-ltAllハンドル
- マイクロ三脚
- 充電ケース
ミニ操作スティックは、ジンバルを好きな方向に動かしたり、ズームイン/アウトをしたりできます。より細かい動きができるので、カメラアングルにこだわりたいときにも活躍します。
マイクロ三脚は、その名の通り本体を立てるための三脚です。パノラマ撮影やタイムラプス撮影など、安定性が必要な撮影時に使用します。
まとめ
今回は、VLOG撮影に最適なアイテム「DJI POCKET 2 Creator」をご紹介しました。前モデルよりも撮影モードや編集技術が進化しており、より印象的な映像制作ができるようになりました。
スマートフォンよりもコンパクトかつ軽量なので、持ち運びにも便利。電源を入れてから撮影ができるまでのスピードも速いので、決定的瞬間を逃すことがありません。ぜひお試しください。