AppleTVはiPhoneなどですっかりと日本でおなじみになったApple社が提供するサービスの一つで、自宅のテレビに接続することで、インターネットを利用して、映画やテレビ番組を楽しめるサービスのことです。
近年、新しいサービスを利用する方が多くなっていることもあり、AppleTV需要も2020年のコロナ禍から世界中で急増中です。
人気のAppleTVのサービスや対応しているテレビ各種の情報などを詳しく解説いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
AppleTVの基本情報
AppleTVは一言で述べるならメディアストリーミング端末です。名前にTVとついているので一般的な地上波テレビ放送を視聴するテレビを連想されるかもしれませんがそうではありません。
AppleTVは四角い小さな箱のような見た目をしており、そのハードウェアをHDMIケーブルと実際のテレビを接続することで、インターネット経由で様々なコンテンツを楽しめる製品となっています。
AppleTVとは
あまりAppleTVに対して聞き馴染みがない方にとってはかなり真新しい印象を受けるかもしれませんが、実は初代AppleTVは2007年に発売されているのです。
2015年にAppleTV HDへと進化し、さらにTvOSが搭載されたり、AppStoreが開設されたりしたことによって、アプリケーションをダウンロードしてより便利に使えるようになったり、ゲームを楽しめたりするようになってきたのです。
さらに新しい製品は、Bluetooth接続Mfiコントローラーにも対応したことにより、PS4などのゲームアプリを楽しむこともできるようになりました。
AppleTVのメリット
AppleTVのメリットは様々ですが、分かりやすいところとしてはiPhoneユーザーならではの使いやすさです。
例えば、AppleTVは通常の付属で操作することも可能なほか、iPhoneやiPadを手軽にリモコン代わりに使用することができるため、リモコンが手元にない場合にも手軽に操作できます。
また、Apple製品のユーザーであればおなじみの「iTunes Store」にある映画がみられたり、4K対応のコンテンツも楽しんだりすることが可能です。様々な動画配信サービスに対応しているのも魅力的なポイントでしょう。
Netflixやプライムビデオ、hulu1やdTV、その他の例のサービスとしては、Paravi,FOD,DAZN,BUSINESS ON DEMANDなど各種サービスに対応しているので、様々な映像作品を楽しみたい方にとって非常に使い勝手の良い製品ではないでしょうか。
細かなところでは、付属リモコンは充電式で、ライトニングケーブルによる充電が可能であったり、有線LANが標準対応となっているので安定した通信環境で映像を楽しめるというのも魅力的です。
AppleTVで何が見れるのか
AppleTVでは様々な映像作品をみることが可能です。今流行りの動画配信サービスは
・Netflix
・プライムビデオ
・dTV
・Paravi
・FOD
・DAZN
・BUSINESS ON DEMAND
上記などに対応しています。
そのため、ご自身が加入している動画配信サービスがこの中にあれば手軽に映像作品を楽しめます。
また、iTunes Storeに配信されている動画も視聴可能です。普段お使いのApple IDでサインインすると、購入済みの作品をAppleTVで見ることができますので、普段より大きなテレビで視聴できるのも良いところです。
また、AppleTVは4K対応が進んでいるため、新作はもちろんのこと、これまでにリリースされている作品に関しましても4Kで楽しめるようになってきています。4K以外にもDOLBY VISIONやDOLBY ATMOSに対応しているコンテンツも増えてきています。
映像作品の種類以外にも、質にこだわっているという方にとってAppleTVはとてもおすすめの製品と言えます。
HDMI入力端子搭載のテレビであれば利用可能
AppleTVは気になるけれど、自宅にあるテレビに使えるのかわからない、という方も中にはいらっしゃるかと思います。
確かにAppleTVはTVとはいったものの液晶のついた一般的なテレビではなくハードウェア製品ですので、ご自宅でその製品が使えるのかどうかという点は詳しくない方にとっては不安に思うことと思います。
AppleTVを楽しむためには、HDMI端子が搭載されていれば基本的に問題なくテレビに接続することができるでしょう。基本的にテレビのケーブル接続口付近に「hdmi」や「HDMI」という文字がありますので、簡単に見つけられます。
ただ、HDMI端子を接続できるテレビがあった場合にも、「インターネット」の接続環境がなければAppleTVを存分に使いこなすことはやはり難しいと言えます。
各種動画配信サービスやその他のコンテンツも含め、インターネット環境があって初めて利用できるものが多いです。
AppleTV対応テレビの選び方
今の時代において各家庭でインターネット環境は多くの場合に整っているかと思いますが、もしない場合にはインターネット環境を用意してからAppleTVを用意されることをおすすめします。
今回はAppleTV対応テレビの選び方についてご紹介いたします。
パネルから選ぶ
テレビには4KやHDなどの解像度の違いがあります。今注目されている高解像度の4Kテレビに対応したコンテンツもAppleTVでは楽しむことが可能です。
AppleTVは大きく分けると「AppleTV 4K」と「AppleTV HD」があり、前者が4Kテレビに対応しているのに対して後者はHDテレビ向けです。ただAppleTV HDであったとしても4Kテレビに使用出来るので、互換性がないという訳ではありません。
反対にAppleTV 4Kに関してもHDテレビに使えないということはありませんので、どちらを選ぶかという点においては、ご自宅のテレビに合わせても良いかと思います。また今後4Kテレビを購入する予定があるという場合には、AppleTV 4Kをお選びになった方が今後4Kで映像を楽しめるようになるので良いのではないでしょうか。
インチで選ぶ
AppleTVは液晶のついたテレビではなく、あくまでハードウェアとなっています。そのため通常のテレビのようにインチで選ぶという選択肢は基本的にありません。
そのため、AppleTVにあうインチというよりは、ご自宅の視聴環境に合わせたインチ数でテレビをお選びになる方が望ましいです。
一般的にテレビと視聴位置の適正で言われているのは、32インチの場合で2m、48インチで2.6m、75インチで3.5mといった具合の距離です。
大きければ良いというものではありませんので、テレビとの距離が2mなのに75インチのテレビを購入すると首が痛くなったり、映像の端をみるのに首を動かさなければならなくなったりするため、疲れてしまいます。
適正なサイズのテレビを用意してAppleTVを楽しまれることをおすすめします。
価格で選ぶ
第4世代のAppleTVを例に挙げますと、価格は容量によって異なります。容量は32GBと64GBの2種類のモデルが販売されております。
32GBで19,800、64GBで26,780円という価格になっています。AppleTVのすごい点は第3世代は36,800円だったのに対して、第4世代で性能が上がりつつ価格が下がっている点です。
32GBの安い方でも十分楽しめますが、約7,000円で容量が倍になるという店では64GBもお得なのではないかと思います。
ゲームも楽しみたいという方で容量がギリギリになってしまうのを避けたいという方であれば64GBのモデルをおすすめします。
画質を重視して選ぶ
AppleTVには「AppleTV 4K」と「AppleTV HD」の違いがあります。これらの大きな違いは4K HDRに対応しているかどうかの違いです。
当然4K対応であった場合には、4Kテレビと接続した場合に高解像度の映像を楽しむことができるようになります。
画質をどれだけこだわるのかというのはその人の価値観なので何とも言えないところではありますが、これから4K対応のコンテンツはたくさん増えていきます。
通常の地上デジタル放送はともかく、映像作品を楽しみたいという方であればやはり画質にこだわった方が良いのではないかと思われます。
メーカーから選ぶ
アンドロイドテレビなどの場合は、SONYやSHARPなど様々なメーカーから販売されていますが、AppleTVに関してはAppleから販売されておりますので、メーカーから選ぶという選択肢は基本的にありません。
迷いがない分、購入時に悩んでしまいやすい方にとっては決断しやすいのではないでしょうか。
機能から選ぶ
「AppleTV 4K」と「AppleTV HD」の違いでいうと、AppleTV 4KはA10X Fusionチップが搭載されています。
これは4Kの映像を綺麗に表示させるというだけではなく、AppleTVの操作時のレスポンスが早くなる特徴があり、さくさくと快適に使いこなすことが可能になります。
また、ゲームを楽しみたいという方にとっては、なるべくなめらかな操作性があった方が望ましいと考えるはずです。そういったレスポンスの良さを考慮するのであればAppleTV 4Kがおすすめです。
映像作品を楽しむのにおすすめAppleTVを紹介
映像作品を楽しみたいと考えているのでしたら、AppleTVが対応可能な各種テレビの機種を探しているとよいでしょう。
自宅にいながら、映画鑑賞やインターネットのコンテンツを大画面のテレビで楽しむのは、今までとは違った充実感がある楽しみ方になります。
Hisense 4K
東芝の人気モデルの一台で、リーズナブルな金額設定が特徴です。
画質も4Kと十分なスペックで購入しやすい値段設定となっています。
SONY BRAVIA
4K内蔵のアンドロイド対応モデルで、比較的値段設定は高くなっているものの、安定した画像が人気です。
美しい画像と充実した機能が多くのユーザーに評価されています。
Panasonic VIERA
ダブルチューナー内蔵型の4K対応テレビで美しい画質にこだわりたい方向けになっています。
メーカー独自の「ダイナミックサウンドシステム」を導入し、迫力ある音源が魅力となっています。
TOSHIBA REGZA
美しい画像とリーズナブルな価格帯で購入しやすい一台となっているのが人気です。
安定したクオリティの人気シリーズで、43V型で家庭用サイズとして人気があります。
LG Electronics Japan 4K
画像のクオリティも高く、安定した視聴を実現したモデルとして人気があります。
価格設定もリーズナブルで購入しやすい値段設定となっています。
SHARP AQUOS
チューナー内蔵型で、美しい画像が特徴のモデルとなっています。
壁掛けにも対応しているモデルになっているため、一人暮らしの方にもおすすめです。
SUNRIZE 4K
メーカー独自の開発の「ハイダイナミックレンジ」対応で、圧倒的なリアリティを実現したと自信をもって売り出した一台で高い評価を受けています。
美しい画質にリーズナブルな価格設定となっています。
アイリスオーヤマ 4K
チューナー内蔵のテレビで、美しい画質の4Kの液晶テレビです。
録画予約機能が最大100件と自宅テレビの鑑賞用としてもすぐれた機能を多数備えています。
フナイ スマートテレビ
4Kテレビをはじめて購入される方におすすめの一台となっており、人気の高いブランドとなっています。
2チューナーを搭載しており、2つの番組を同時録画可能の機能などがついています。
TCL 4K
高繊細で美しい画質を実現した一台として、人気の高いブランドの一つとなっています。
AppleTVを楽しむために
AppleTVを楽しむのでしたら、自宅の音響設備や、有料コンテンツを楽しめるようになります。
まず、自宅で楽しむのでしたら、どのような用途で使いたいのかを具体的に決めておくと、AppleTVを購入するときの参考にすることができます。
最低限必要な付属品
AppleTVの純正品を楽しみたいと考えているのでしたら、用途に応じて付属品を検討してみるとよいでしょう。
一例をあげるとAppleTVHDのマウントカバーシリコンフォルダーであれば、AppleTVの第四代と第五代モデルに対応しています。
また、リモコンカバーやケースなども販売されていますので、用途に応じて、付属品を購入してバージョンアップしていきましょう。
必要なアプリケーションは?
AppleTVアプリケーションは、リリースされてから、映画鑑賞やレンタルが可能になったほか、購入した映画の管理などもできるようになりました。
また、AppleTV内外の動画検索機能も可能になっています。各プラットフォームにも幅広く対応して利便性が高まっていることが幅広いユーザーに評価されています。
AppleTVを選ぶ時に重視すべきポイント
AppleTVを選ぶときに重視することは、日本で流通しているのは、下記の2台になりますので、どちらにするのかを考えて選ぶとよいでしょう。
AppleTV4Kの場合、高画質のクオリティを楽しみたい方向けとなっており、比較的楽しめる要素が多くなっていることが特徴です。
AppleTVHDはAppleTV4Kよりも一代前の世代で、スペックがやや見劣りするものの、金額的に割安であることが人気の理由となっています。
AppleTVで充実した毎日に
AppleTVを導入すれば、今までとは違ったテレビの楽しみ方や様々なコンテンツを自宅のテレビで楽しめるなど、今まで以上に充実した楽しみ方を増やすことができます。
また、汎用性が高いため、使う方のライフスタイルに合わせて様々な用途にマッチしていることが人気の理由になっています。
美しい映像のテレビと組み合わせれば自宅にいながら映画鑑賞やスポーツ観戦、AppleTVが提供しているコンテンツの利用など幅広い活用ができますので、ぜひ活用を検討してみてください。