漫画や小説、雑誌などを読みたいけど、わざわざ持ち歩くのは大変ですよね。そんなときに便利なのが電子書籍リーダーです。1台のタブレットに膨大な量の本を入れることができるため、外出先やスキマ時間の暇つぶしなどにとても活躍します。
電子書籍リーダーといえば「Kindle」をイメージされる方が多いと思いますが、実はさまざまなメーカーが電子書籍リーダーを販売しているのです。商品によって、価格やデータの容量、端末のサイズ感が異なるため、はじめて購入する方は迷ってしまいますよね。
そこで今回は、電子書籍リーダーの選び方とおすすめの商品をご紹介します。商品の特徴や魅力はもちろんのこと、実際に利用している方のレビュー・口コミも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
電子書籍リーダーを使用するメリット
「スマートフォンやタブレット端末ではなく、なぜ電子書籍リーダーが良いのか?」と気になっている方は多いでしょう。電子書籍リーダーを使うメリットは、以下の通りです。
【電子書籍リーダーを使うメリット】
- 読書に集中できる
- 目に優しい
電子書籍アプリをインストールすれば、スマートフォンやタブレット端末でも読書ができます。しかしスマートフォンやタブレットの場合は、SNSやメールの通知などが頻繁にくるため、イマイチ読書に集中できないのが難点です。
またスマートフォンやタブレット端末を一定時間見続けていると、ブルーライトによって眼精疲労などを起こしてしまいます。一方で電子書籍リーダーは、ブルーライトが発生しないので長時間の読書も楽しめます。
【SNSの投稿を紹介】電子書籍リーダーを使っている人は多い
ここからは、電子書籍リーダーを活用している方の投稿をご紹介します。
VOICE BRODYの麻倉もも特集号。Kindle版買った。電子書籍は、どこでもみれるから便利。 pic.twitter.com/2Bd0rL96s9
— Chiro@TrySailのMR07(12月11日) (@sr_chiro_Tr) December 5, 2020
Kindle(アプリ)が想像以上に便利ですな
あれもこれもポチりそう? pic.twitter.com/pCRRAlHHDW— しょうたLB? (@syotaLB) December 4, 2020
今夜はお肉だ?Kindleやっぱ便利 pic.twitter.com/C88Dh1rDmm
— こりか (@kolica_spoon2) December 8, 2020
実際に利用している方の投稿を見ると、小説だけではなく、雑誌や漫画を読んでいる方もいました。電子書籍リーダーを利用すれば、「何の本を読んでいるのか知られたくない」と思っているときにも便利ですよね。周囲の視線を気にすることなく楽しめるのも、多くの方に選ばれている理由です。
電子書籍リーダーの選び方
電子書籍リーダーを選ぶときは、以下のポイントをおさえておきましょう。
【電子書籍リーダーの選び方】
- 電子書籍ストアに対応しているものを選ぶ
- 電子書籍リーダーのスペック
- PDFファイルの閲覧
- 防水機能
それぞれの項目について詳しく解説します。
電子書籍ストアに対応しているものを選ぶ
電子書籍リーダーを選ぶときは、対応している電子書籍ストアを確認しましょう。たとえばKindleを利用したいなら、Kindle対応の電子書籍リーダーがおすすめです。電子書籍ストアを決めていない方は、複数の電子書籍ストアに対応しているような汎用性の高い商品を選びましょう。
電子書籍リーダーのスペックで選ぶ
電子書籍リーダーは、小説や漫画、雑誌など、どんな書籍を読むのかによって、選ぶべきスペック(容量やサイズ)が異なります。
読書をする頻度が高いなら容量も多い方が便利
一般的には、小説などのテキストよりも写真集のような画像の方がメモリが必要になります。漫画や写真集、雑誌など、写真を重視するなら、なるべく容量の多いものを選びましょう。
電子書籍ストアによっては、クラウド上に書籍データを保管する場合があります。必要なときだけ書籍を読み込む形式になるので、クラウド対応のストアなら容量は気にする必要はありません。
見やすさを重視するなら大きいサイズがおすすめ
電子書籍リーダーは、液晶画面の大きさによって見やすさが異なります。液晶画面が大きければ、文字を拡大しても続く文章も読むことができます。液晶画面の大きさは、インチ数で表されており、数字が大きくなるほどサイズ感もアップします。
電子書籍リーダーは、6インチが一般的です。大きい画面で書籍を楽しみたいなら、7インチ以上の商品を選びましょう。
当然のように、サイズが大きいと持ち運びも大変になります。持ち運びを重視するなら、6インチ程度の電子書籍リーダーがおすすめです。
画像を楽しみたいなら高解像度モデルがおすすめ
写真集などを楽しみたいなら、細部までキレイに見える解像度の高い電子書籍リーダーを選びましょう。300ppi以上の高解像度なら十分に楽しめます。
PDFファイルが閲覧できるもので選ぶ
電子書籍リーダーをビジネス用途としても検討している方は、PDFファイルが閲覧できるものが便利です。PDFファイルを閲覧できるものなら、わざわざパソコンを開く必要がなく、スマートフォン感覚でサッと確認できます。
防水機能の有無で選ぶ
入浴中に読書を楽しみたい方は、防水機能が搭載されている電子書籍リーダーがおすすめです。防水仕様は「IPX8」を基準にしましょう。
IPX8とは?
電子機器の防水性能に関する等級のうち、ある程度継続して水没していても内部に浸水せず、使用することができることを表す等級。防水に関する等級は日本工業規格やIEC規格において規定されている。0から8までの9段階に区分され、例えばIPX5は水が直接かかっても端末に影響が出ない程度の防水性能を示し、IPX7は一時的に水に浸っても端末に影響が出ない程度の防水性能を示す。IPX0は無保護である(防水性能がない)ことを示す。IPX8は一定の水深に一定時間沈めていても内部に浸水せず、また同時間内に水中で操作することができる程度の性能
引用:SOLT
防水加工が搭載されているからといって、水に浸けても大丈夫というわけではありません。電子書籍リーダーを入浴中に使用するときは、水滴などに十分注意しましょう。
電子書籍リーダーのおすすめ商品3選【快適な読書をサポート】
ここからは、電子書籍リーダーのおすすめ商品をご紹介します。商品の特徴や魅力を紹介するのはもちろん、実際に利用している方のレビュー・口コミもお届けするので、ぜひ参考にしてみてください。
Kindle Paperwhite
【商品仕様】
- サイズ:167mm ×116mm ×8.18mm
- 重量:191g
- クラウド:Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存
- 容量:8GB・32GB
- Wi-Fi:あり
- 広告の有無:どちらかを選択できる
- オプション:Kindle Unlimited 3ヶ月分 / Kindle Unlimitedなし(どちらかを選択)
- 防水:IPX8
「Kindle Paperwhite」は、読書に特化した電子書籍リーダーです。EメールやSNS通知に邪魔されることなく、集中した環境で読書ができます。オプションである「Kindle Unlimited」を追加することで、200万冊以上の本や漫画、雑誌、洋書などを読み放題できるのも魅力です。
「Paperwhite」シリーズのなかでも薄型かつ軽量モデルなので、持ち運びも便利です。300ppiの高解像度を採用しており、小さい文字でもくっきり表示されます。
「e-ink」を採用しているので、本物の紙のような読み心地を体験できます。バックライトはディスプレイの表面を照らすため、目が疲れにくいのも嬉しいポイントです。
利用者からのレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★★:買って良かった】
本を読むのはiPadで充分では?と思いながらも、その重さや目の疲れからKindle端末に興味津々でした。そしてとうとう、初めてのKindle端末購入です。
使ってみての最初の感想は、「こんなものか」という感じでしたが、いつも(iPadやスマホ)なら、本を読んでても途中で疲れたり、他のアプリ起動して中断してたり(笑)してましたが、こらなら集中できる…!目も疲れにくいです。
Kindle端末を購入した方々が書かれている「本を読むのが今までよりさらに楽しくなる」という意味が少しわかったような気がします。
本当に楽しいです。今はもう、家では手元に置き、外出時には常に持ち歩いてます。
読書がより一層、好きになりました。引用:Amazon
【★★★★★:お風呂でも読書がはかどる】
お風呂でも読書が出来ることに魅力を感じKindleデビューしました。
届いてまず軽さに驚き、使い始めて想像以上に目が疲れずまた驚き..。
片手でも持ちやすく混雑した電車の中でも問題なく使えます。
スマホと違い通知で読書を邪魔されることもないですし本よりも薄く持ち運びに便利です。
プライム会員ならPrime Readingで数百冊の本が読み放題なのですぐに元が取れると思います。
購入して良かったです。電子書籍デビューするなら価格帯的にもKindle Paperwhiteがおススメです。引用:Amazon
【★★★★★:読書の道具として最適】
iPadを利用していますが、重いのと、輝度を弱くしてもどうしても目にくるので、読書用に購入しました。スクロールや拡大・縮小は、タブレットと比べるとタイムラグを感じますが、何より目に優しい。kindle本であれば文字の大きさを変えてもページめくりも支障がないし、直射日光が当たっても見やすい、夜の読書でブルーライトを気にしなくていいのは素晴らしいと思います。タブレットや本より軽いし、読書専用機で考えればベストですね。
引用:Amazon
BOOX Note
【商品仕様】
- サイズ:24.9cm×17.8cm×0.7cm
- 重量:320g
- OS:Android
- インチ数:10.3
- Wi-Fi:対応
大画面ながら薄型で軽量な設計を実現させた電子書籍リーダーです。A5サイズ相当なので、ビジネスバッグにもすっぽり収納できます。
電池が不要な電磁誘導式のワコムスタイラスと、手を認識するタッチパネルを搭載。用途に応じてタッチペンも使用できるので、メモなどをとりたいときにも活用できます。
本体にはスピーカーも搭載されており、アプリによる学習コンテンツにも対応。読書だけではなく、語学学習の用途としても選ばれています。
利用者からのレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★☆:便利なPDFリーダー】
ソニー デジタルペーパー DPT-S1を愛用しています。しかしA4サイズは持ち運ぶのに大きい! そこで、A5サイズのDPT-CP1を検討。。。しかしファイルの出し入れに専用ソフトが必要とのこと。仕事用PCはソフトをインストールすることが禁止されているので、仕事で使えない。ということで、代わりの物を探していてBOOX Noteに辿り着きました。仕事の要件は、PDFファイルが読めて、書き込みができることだったので、ぴったりでした。使い勝手もそこそこよく、いつもカバンの中に入っています。少し重いので-1。
引用:Amazon
【★★★★★:十分満足できるクオリティ】
自炊したA5〜B5くらいの専門書のPDFやKindle本の閲覧、ノート取りに使ってますが必要十分な機能と性能です。
普段は画面リフレッシュを抑えたA2モードで、文字のコントラストを調整して使っていますがかなり満足度は高いです。
特にノートは最初はオマケみたいな機能でしたがアプデの度に使いやすくなり、今ではメモ用途には実用レベルまで改善しました。
ペン先はドスパラのタブレット用のが使えるので磨耗しても安心。
ちなみに自分はPDFが多いのであまり気になりませんが、日本語フォントが一部おかしいのでePub等のリフロー型コンテンツを利用したい方はご注意を。
ライトはありませんが暗い場所で使うような性質の端末ではないので特に不便は感じていません。電子ペーパー端末は長いこと使っていますがようやく普通に使える製品が出てきたと感慨深いですね。引用:Amazon
Kobo Clara HD
【商品仕様】
- サイズ:157mm×111mm×8.3mm
- 重量:166g
- 解像度:300ppi
楽天kobo初の8GBメモリを内蔵した電子書籍リーダーです。小説なら約6,000冊分、漫画なら約150冊分を持ち歩くことができます。
高解像度の300ppiを採用しているので、「ふりがな」などの小さい文字までくっきりと見えます。また、別売りの専用カバーを装着すること自立も可能。机に置いたままのハンズフリー読書もできます。
利用者からのレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★★:やはりリーダーとしてのハード品質はKindleよりもKoboが上】
KoboとKindle 両方使っているが、基本的にリーダーとしての製造品質は、完璧にkobo 系の方が、上ですね。まぁ 同一的クラスで、比べた場合でも価格はkobo の方が、高いけど 後々の満足度は、上です。
引用:Amazon