VRコントローラーを持つことで、VR空間の中でも視覚だけではなく、触覚の擬似体験ができるようになります。自分の手を動かすようにモノを掴んだり、銃で敵を狙ったりなどの操作も楽しめると評判です。
そこで今回は、VRコントローラーの選び方とおすすめ商品を紹介します。商品の特徴や魅力を解説するのはもちろん、実際に利用している方のレビュー・口コミについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
VR専用コントローラーの選び方
VR専用コントローラーを選ぶ基準は、「VR仕様のゲームをしたい」「VR仕様の映画を見るとき、画面のスキップや一時停止など簡単な操作をしたい」のように使用目的などを明確にすると選びやすくなります。
VR専用コントローラーの種類
VR専用コントローラーには、以下のような種類があります。
【VR専用コントローラーの種類】
- ハンドコントローラー
- リモコン型コントローラー
- ゲームコントローラー
- その他のコントローラー
それぞれの種類について詳しく解説します。
ハンドコントローラー
VRヘッドセット専用のコントローラーです。プレイステーション用のコントローラーを2つに分割したようなイメージで、右手用と左手用があります。
ハンドコントローラーを手にした瞬間にフィット感が伝わり、ヘッドセットを装着しても手触り感でボタン操作ができます。ハンドコントローラーにはゲームパットが装着されているので、親指、人差し指、中指など、それぞれの指の動きをVR空間に反映させることも可能。ジョイスティックやボタン操作がスムーズに行えます。
ハンドコントローラーに親指、人差し指、中指などが触れているかどうかとコントローラーの位置を認識する高い精度を持つセンサー機能が付いていて、ヘッドマウントディスプレイによって外部が見えなくともコントローラーの位置と回転動作などがVR空間に反映されます。VR空間内で物を掴んだり握ったりしたときの感触はとても強く感じられます。
リモコン型コントローラー
VRヘッドセット専用のコントローラーです。テレビやビデオなどのリモコンはたくさんの機能が付いているため、大きいサイズがほとんどです。ところが、VR用のリモコン型コントローラーは手の中にすっぽり入るほどコンパクトで軽量。以前はヘッドセットとは別購入となっていましたが、今ではヘッドセットの付属品として同梱されています。
ヘッドセットとの接続が完了するとVR空間内では手指でなく、コントローラーが表示されます。また、コントローラーには「タッチパット」「戻る」「進む」「ホーム」などのボタンがあり、「ホーム」ボタンを押すと正面方向に移動する機能が付いています。
ゲームコントローラー
「Xbox」「NINTENDO Wee」「PlayStation」などのVR用コントローラー対応のゲーム機本体に接続してゲームプレイするための入力装置です。それ以外にもデスクトップパソコンやノートパソコン、スマートフォンなどの携帯端末にも接続できます。
有線タイプは接続したいゲーム機やパソコンなどの本体に接続するとすぐに操作できるのが特徴。ケーブルの長さが届く範囲であれば、難しい設定をする必要がなく、接続の安定性にも優れています。
無線タイプはUSBレシーバーで受信するタイプとBluetoothによる接続タイプがあります。接続したいゲーム機やパソコンなどとケーブルでの接続が不要のため、持ちやすいことと接続した装置とゲームコントローラーとの距離についても通信範囲が広くなります。
VR用ゲームコントローラーには、振動機能やボタンの配置を工夫されているものが存在します。家庭用ゲーム機にも接続できるタイプが多く、大きさや形状、操作性を重視しているのが特徴です。格闘ゲームなどでは連射機能の切り替えが可能であり、スムーズな操作を実感できます。
その他のコントローラー
VR専用のPlayStationに使用する銃型のコントローラーや「Viveトラッカー」と呼ばれるボタンと振動機能を除いたコンパクトサイズのコントローラーがあります。
銃型のコントローラーには、銃の引き金のほか、スティックやボタン機能、そして振動機能が加わり、銃を撃ったときの反動に刺激を受けます。一方でVIVEトラッカーは銃やテニスラケットなどにアタッチメントとして装着し、ゲームプレイが楽しめます。とくにアタッチメントして人の足に装着するとサッカーゲームが楽しめます。
【臨場感抜群】VR専用コントローラーのおすすめ商品TOP5
ここからは、VR専用コントローラーのおすすめ商品をご紹介します。商品の特徴や魅力はもちろん、実際に利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
ELECOM
おすすめポイント①手元でVR動画の操作がラクラク
スマートフォンであれば、VR動画の再生、一時停止、早送り、巻き戻し、音量調整といった操作がワイヤレスでコントロールでき、VRゲームコンテンツも同様に楽しめます。
おすすめポイント②連続使用時間100時間とゲームパットモードへの切り替えが可能
単四電池2本の動力で、連続使用100時間となっています。AndroidまたはiOSで使用する場合はスイッチによる切り替えができ、コントローラーに付いているメニューボタンを押しながら電源を入れるとゲームパットモードへの切り替えができます。
利用者のレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★★:とても便利】
DMMのVR動画プレイヤーv1.2.7でこのコントローラが対応しました!
再生中の10秒スキップなど、欲しかったボタンが使えるようになっています。
スマホをVRゴーグルから外さなくてもこれさえあれば楽に操作できます。
すごく便利。■使える機能
ホームボタン
音量アップ
音量ダウン
動画10秒早送り
動画10秒巻き戻し
動画の再生/停止引用:Amazon
【★★★★★:iPadで電子書籍のページめくりに最適】
ipadで電子書籍のページめくりをリモートで行うために購入しました。
スティックの左右をスイッチコントロールのスワイプに割り当てて快適に使えています。
欲を言えばホームボタンに相当するボタンが
ゲームパッドモードで使えると良かったです。引用:Amazon
PlayStation VR シューティングコントローラー
PlayStation用VRシューティングコントローラーは、ゲームの世界に入り込み、高揚感を高める武器型コントローラーです。
おすすめポイント①コントローラーの触感がVR空間に反映される
コントローラーの持ち方や標的の狙いを定めた場所がVR空間内に反映され、現実の世界で標的を定めたような思い通りのプレイが楽しめます。
おすすめポイント②リアルな操作で白熱したプレイを楽しめる
ボタン機能が充実しており、銃を使ったシューティングゲームが苦手という方でも銃を撃ったときの反動に刺激を受け、高揚感が高まって白熱したプレイが楽しめます。
利用者のレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★★:没入感はすごい】
VRゲーム、特にFPSものでは半端ない没入感!!
対応するゲームが増えることを期待します。
VR以外でも使えるゲームが増えるともっと楽しそうですが。特定のゲームだけではもったいないほど、よくできたつくり。
引用:Amazon
【★★★★★:Farpointで使用】
Farpointをプレイするなら絶対に使った方がいいです。この価格なら安すぎるくらい。
ゲームによると思いますが、Farpointに登場する銃はストックが短い感じです。それでもストックは欲しいですね。ちゃんとした射撃姿勢で狙うことでプレイしやすくなるというのが楽しみの一つです。それを叶えてくれるコントローラーです。
各種ボタンなどの取り扱いも直感的に操作できて良いと思います。
ストックが付けられれば完璧だった……
それでも☆5の価値はある完成度です。引用:Amazon
Oculus Quest 2
完全ワイヤレスのVRオールインワンヘッドセットです。セットによりハンドコントローラーが付属品として同梱されています。
おすすめポイント①スマートフォンで簡単に接続できる
Oculus Quest 2を利用するには、Facebookのアカウントが必要です。スマートフォンにより専用のアプリケーションをワイヤレスで接続し、Oculus Quest 2に搭載されているアプリケーションやコンテンツなどを利用してVRの世界を楽しめます。
おすすめポイント②VRゲーム・動画鑑賞・ネットサーフィンを体験できる
VR用コントローラーのほとんどが、ゲーム機やパソコン、携帯端末などに接続し、VR空間を表示させてからの動作環境でしたが、Oculus Quest 2はオールインワンセットであるため、VRゲームや動画鑑賞、ネットサーフィンまで楽しむことができます。
利用者のレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★★:こんな世界があったとは】
下世話な話ですみません。
いちばん感動したのはアダルトVRです。
こんな世界があったとは!引用:Amazon
【★★★★★:すごい。異世界にいる感覚】
自宅とは思えない奥行きと世界感。
凄いです。
焦点のズレが出ないようしっかりと装着していれば
酔う事も無いです。ある程度スペースは必要ですが、ソフトによっては座ったまま楽しめるものもあります。
外した時の、現実に戻った感もすごいです笑引用:Amazon
ELECOM 【DMM動画専用】
おすすめポイント①iPhoneとのベアリングが簡単で、コンパクトな上に軽量
エレコムVRコントローラーの横(正面から見て左側)にベアリングボタンがあり、電源投入後、ベアリングボタンを3秒間押すことでiPhoneとのベアリングができます。また、エレコムVRコントローラーはiPhoneのサイズよりも小さく、軽量であることから持ち運びにも便利です。
おすすめポイント②コントローラーの操作がラク
VRグラスを装着したまま、エレコムVRコントローラーを手にすると、親指にあたるところがちょうど操作パネルにあたります。手元がVRグラスで見えなくとも親指の感覚でラクラク操作ができます。
利用者のレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★★:軽くて安くて操作性抜群】
DMM目的に購入しましたが、普段の音楽再生にも使用しています。
他のBluetooth機器とも同時使用も可能です。
買ってよかった製品でした。引用:Amazon
BENEVE
スマートフォンやパソコンなどに接続して、VR用コントローラーやゲームパッドとしても利用できるワイヤレスリモコン型コントローラーです。
おすすめポイント①マウス機能搭載によりパソコンやスマートフォンで画面操作が可能
VR用コントローラーとしての機能のほかにパソコンやスマートフォンではマウスとして利用できます。
おすすめポイント②モード変更による多彩な機能
VR用ゲームで使用するときは、横方向安い直方向モードに変更することでゲームコンテンツに合わせて使用できます。また動画再生や音楽再生用のリモコンモード切り替え機能も搭載されています。
利用者のレビュー・口コミを紹介
ここからは、実際に商品を利用している方のレビュー・口コミをご紹介します。
【★★★★★:いい買い物】
コスパ最高引用:Amazon
まとめ
VR用コントローラーは、ゲーム用であったり、動画プレイヤー専用であったりと多種多様に存在し、その中のどれかを購入したらよいのか迷ってしまいます。一方では、VR用コントローラーの仕様を確認してどのような目的で使用するかを明確にすることで、選択しやすくなります。VR体験をするために購入を検討されている方はぜひ参考にしていただけると幸いです