近年、タブレット端末を活用した学習環境が普及してきています。タブレット一台でさまざま科目に取り組めることから、いつでもどこでも勉強ができると評判です。
そこで今回は、子供向けタブレットのおすすめ商品をご紹介します。学習向けや知育別にご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
目次
タブレット学習のメリット・デメリット
タブレット学習はメリット・デメリットがあります。両者の特徴をおさえて、正しい教育を提供してあげましょう。
【タブレット学習のメリット】
- インターネットの扱い方に慣れる
- ITとの付き合い方を学ぶきっかけになる
- 楽しく学ぶことで学習意欲が上がる
【タブレット学習のデメリット】
- タブレット依存症
- 視力の低下や睡眠時間の低下
インターネットが主流の社会になりつつあるので、小さい頃からインターネットに触れておくことは、かなりのアドバンテージになります。プログラミング学習が注目されているように、個人のスキル習得を目指すための教育に変化しつつあります。
そのため、子どもの頃からインターネットの正しい使い方を学んでおくことで、他のお子さんとの差をつけられるのです。
子ども向けタブレットの種類
子ども用タブレットは大きくわけて「おもちゃタイプ」と「一般向けタブレットのキッズモード」の2種類に分けられます。それぞれ使用感や端末の価格が異なるので、利用目的にあわせて選びましょう。
おもちゃタイプのタブレットの特徴
おもちゃタイプのタブレットは、その名の通り「おもちゃ」のように遊べるタブレットです。具体的にはインターネットに接続されておらず、タブレット内のアプリで遊びます。
子どもに人気のキャラクター仕様になっているものもあり、小学校低学年のお子さんからでも親しみやすいのが特徴です。
ひらがな・カタカナ・数字・アルファベットなどを学習できるタブレットも登場しています。またタッチペンを活用した、タブレットならではのゲームなども楽しめるのも魅力です。
インターネットに接続できないことから、子どもがイラズラをして課金をしてしまったり悪質サイトにアクセスしたりなどの心配もありません。
一般向けタブレットのキッズモード
一般向けタブレットのキッズモードは、大人が使用するタブレット端末を子ども用として利用することです。各メーカーによってキッズモードの仕様は異なります。
利用履歴が確認や利用時間の制限、アプリ内課金防止などを行い、子ども用として利用するのが一般的です。
最大のメリットは、お子さんの成長にあわせて制限していた機能を解除できることです。たとえばお子さんが中学生になったタイミングでキッズモードを解除すれば、一般的なタブレット端末として活用できます。
子ども向けタブレットの選び方
子ども向けタブレットを選ぶときは、以下のポイントを確認しておきましょう。
【子ども向けタブレットの選び方】
- 目的にあわせて選ぶ
- キッズモードや時間制限機能
- 防水・耐衝撃
- サイズ
それぞれの項目について詳しく解説します。
目的にあわせて選ぶ
子ども向けタブレットを選ぶときは、「学習」または「知育」なのか目的を決めておきましょう。
子ども向けタブレットは、ゲーム感覚で学習ができるのが最大の魅力です。また、リモート授業などにも移行させやすく、自然と学習意欲を高められることに期待されています。
大手メーカーからは、知育目的のタブレット端末も販売されています。五十音やアルファベットなど、学習の基本となるアプリはもちろんのこと、クイズや謎解きなどのゲーム性の高いタブレット端末もあります。
キッズモードや時間制限機能
タブレット端末は利便性に優れているため、インターネットを活用したりアプリでゲームをしたりできます。学習用で与えたとしても、隠れてゲームばかりしているというケースも少なくなりません。
そんなときにはインターネットやアプリの使用時間の制限をかける機能がおすすめです。なかには親の端末からお子さんの利用状況を確認できる商品もあります。
※代表的なタブレット端末は、「Fire 7 キッズモデル」です。
防水・耐衝撃を確認
お子さんがタブレット端末を操作するときに、うっかり飲み物をこぼしてしまうことも考えられます。基本的に電子機器は水に弱いため、水没してしまうケースも少なくありません。
そんな事態を回避するためにも、防滴機能や防水機能が搭載された商品がおすすめです。
サイズや重量
タブレット端末は、サイズが大きいほどディスプレイの操作がしやすいのが特徴です。しかしディスプレイが大きいタブレット端末の場合、小さいお子さんは落としやすいので要注意。お子さんの年齢にあったタブレット端末を選びましょう。
子ども向けタブレットのおすすめ商品4選|学習・知育別に紹介
ここからは、子ども向けタブレット端末のおすすめ商品をご紹介します。学習向け・知育向けにご紹介するので、用途や目的にあわせて選んでみてください。
学習向け|子ども向けタブレット2選
まずは、学習ができる子ども向けタブレットをご紹介します。おすすめ順にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
Fire HD 10 キッズモデル
【商品仕様】
- サイズ:292×206×26mm
- 重量:778g
- ストレージ:32GB
- USB:USB-C
- ディスプレイサイズ:10.1インチ HD
- バッテリー:最大12時間
数千点の子ども向けコンテンツが収録された「Amazon Kids」を1年間使い放題できるタブレットです。Fireキッズモデルでは年齢フィルターが搭載されているため、お子さんの年齢にあったコンテンツが自動表示されます。
【主な機能】
- 年齢範囲の設定
- 学習タイム設定
- 利用時間設定
- ベッドタイム設定
Fire 10 HDは、1日のタブレット利用時間を15分単位で設定できたり、利用時間が過ぎたら自動的に画面が切り替わったりする機能が搭載されているので、お子さんがタブレットを使いすぎてしまう心配もありません。
「ペアレントダッシュボード」機能を利用することで、親の端末からお子さんの利用状況を把握することができます。お子さんがどのようなコンテンツに興味を持っていたか、どのくらい取り組んだのかをカテゴリー別・コンテンツ別に確認できます。
HUAWEI MediaPad T5
【商品仕様】
- サイズ:幅243mm 縦164mm 厚さ7.8mm
- 重量:約465g
- ディスプレイサイズ:10.1インチ
- バッテリー容量:5100mAh
HUAWEIから販売されているタブレット端末です。細部まで鮮やかに表現するために、高解像度のディスプレイを採用。映画や動画の視聴、ウェブサイトの閲覧が快適になります。またデュアルスピーカーを搭載しており、HUAWEI独自の高品質なオーディオを楽しめるのも魅力です。
キッズモードでは、お子さんが使用するアプリに時間制限をかけることができるため、タブレット端末の使いすぎも防止できます。お子さんの成長にあわせて制限を解除すれば、一般的なタブレット端末としても使用可能です。
防止機能などは搭載されていませんが、ライトな設計ならではの低価格を実現。一般的なタブレット端末と比べると、コストパフォーマンスの高さに驚かされます。タブレット端末の入門編としてもおすすめです。
知育向け|子ども向けタブレット2選
続いては、知育として活用できる子ども向けタブレットをご紹介します。男の子用と女の子用にわけてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ドラえもんひらめきパッド
【商品仕様】
- サイズ:185mm × 150mm
- 電池:単3アルカリ乾電池4本(別売り)
- 対象年齢:3才以上
大人気キャラクター「ドラえもん」のタブレット端末です。「こくご」や「さんすう」「せかいのれきし」などの基本的な科目はもちろんのこと、これからの時代に必須と言われている「プログラミングがくしゅう」や「えいご」も学習できます。
小学校1年生レベルの科目を楽しめるため、小学校に入る前のお子さんにおすすめ。小学校二年生レベルの九九も収録されているので、先取り学習もできます。ドラえもんと遊びながら勉強ができるので、「子どもの勉強意欲が上がった」というご家庭もあります。
大きさを比べたり、星座をつなげたりなど、頭を使うコーナーもあるので、まさに知育玩具としておすすめです。わかりやすいボタンアイコンなので、小さいお子さんでも直感的に操作できます。
ディズニー アナと雪の女王2 ドリームカメラタブレット
【商品仕様】
- 対象年齢:3才以上
- 電池:単3アルカリ乾電池4本使用(別売り)
- セット内容:本体、タッチペン、スタンド、取扱説明書
ディスニーの大人気映画「アナと雪の女王」のタブレットです。STEAM教育(科学・技術・工学・数学・芸術)を採用しているため、これからの時代を生き抜く子どもたちの知性や感性を養います。
「ひらがな」や「カタカナ」「英語」「算数」など、77種類の学習やゲーム、カメラアプリが搭載されています。小学校の先取り学習ができるので、大きなアドバンテージが手に入るはずです。
学習はもちろんのこと、ぬり絵やゲーム、クッキングといったタッチペンを使うアプリもたくさんあるので、楽しく鉛筆の動かし方を練習できるのも嬉しいポイントです。それぞれのアプリをクリアすると、アバターのアクセサリーや洋服が増えるので、お子さんの学習意欲を刺激することもできます。
まとめ
今回は、子ども向けタブレットの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。子ども向けタブレット選びで迷ったときは、使用する目的やキッズモードが搭載された商品を選びましょう。
一般向けのタブレット端末なら、中学生や高校生になっても使用できるため、長期的にはコストパフォーマンスが高いといえます。ぜひ本記事の内容を参考にして、お気に入りの商品を見つけてみてください。