自炊スキャナのおすすめ13選｜自宅での自炊に必要な機材も解説

富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1500 (両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)

一般的な裁断機と比較をすると高価ですが、分厚い本でも一発で裁断できる手軽さを誇っています。頻繁に自炊をする方なら、コスパは高いと言えるでしょう。

自炊スキャナの選び方

自炊スキャナを選ぶときは、以下のポイントをおさえておきましょう。

【自炊スキャナの選び方】

・種類

・用途

・読み取りセンサーの精度

・解像度

・機能

それぞれの項目について詳しく解説します。

自炊スキャナの種類で選ぶ

自炊スキャナは、主に以下の4種類があります。

・フラットベッドスキャナー

・オーバーヘッドスキャナー

・シートフィードスキャナー

・ハンディスキャナー

それぞれの種類について解説します。

フラットベッドスキャナーは読み取り精度が高い

・一般的なコピー機に似た平坦なデザインを採用している

・読み取り精度が高く、厚みのある本でもきれいな状態でスキャンできる

・一度に複数ページをまとめてスキャンできないので、スキャンまでに時間がかかる

オーバーヘッドスキャナーは本を傷つけずにスキャンできる

・読み取り機が本体の上部に搭載されている

・本を開いて置くだけで簡単に読み取りができる

・厚みのある本や雑誌などは歪んでしまう場合がある

シートフィードスキャナーは素早くスキャンができる

・原稿をまとめてセットするだけで簡単にスキャンができる

・両面読み取りに対応したモデルもある

・短時間で作業を終わらせたい人におすすめ

・本を分解する必要がある

ハンディスキャナーは必要な部分だけ読み取れる

・ハンディスキャナーは必要な部分だけスキャンできる

・手動なので文字がブレてしまう可能性がある

・コンパクトかつ軽量なので持ち運びを重視している方におすすめ

用途で選ぶ

自炊スキャナを選ぶときは「どこで使用するのか」という用途を明確にしておきましょう。自炊スキャナはさまざまな商品が販売されていますが、主に「据え置きタイプ」と「持ち運びタイプ」「非破壊型」にわけられます。

据え置きタイプ

据え置きタイプは、とにかくたくさんの書類や本を自炊したい方におすすめです。最近では1分間で40枚もスキャンできる商品も登場しています。自宅はもちろん、学校やオフィスなどでも活躍します。

持ち運びタイプ

持ち運びタイプはコンパクトかつ軽量なのが特徴です。一般的にはモバイルスキャナーとも呼ばれています。最近では300g程度の軽量化に成功した商品も登場しており、いろんな場所でも使うことができます。

非破壊型タイプ

非破壊型タイプの自炊スキャナーは、本体上部から光を当ててスキャンするタイプのものです。光を当てるだけでスキャンできるので、本を裁断する必要がありません。大切な本や雑誌を保管しておきたい方は、非破壊タイプを選びましょう。

読み取りセンサーの精度で選ぶ

自炊スキャナを選ぶときは、読み取りセンサーの精度も重視しましょう。一般的には、素早く読み取りができて高精度な「CCD」と、小型で使いやすい「CIS」があります。より自炊のクオリティを重視する方は、CCD搭載の商品がおすすめ。手頃な価格の商品を求めている方は、CIS搭載を選びましょう。

解像度で選ぶ

自炊スキャナを選ぶときは解像度も重要です。解像度によって読み取りしたデータの鮮明さが変わってくるため、用途にあう解像度の自炊スキャナを選びましょう。

紙の本を電子書籍にしたい方は、300〜400dpi程度がおすすです。また自炊スキャナのなかには、白黒やカラーによて解像度が異なるので、設定ごとの解像度もチェックしておきましょう。

機能で選ぶ

自炊スキャナを選ぶときは、機能性も重要なポイントになります。なかでも以下の機能はチェックしておきましょう。

・自動補正機能

・出力フォーマットや独自ソフトの性能

・Wi-Fi・Bluetooth

それぞれの項目について詳しく解説します。

自動補正機能

自動補正機能とは、セッティングするときに、原稿のズレを自動的に修正してくれる機能です。自動補正機能は商品によって異なりますが、斜めのズレを抑える機能は必須と言っても過言ではありません。

また白紙スキップ機能や用紙サイズを自動的に検知してくれる機能が付いているなら、より便利に扱うことができます。

オーバーヘッドスキャナーは、冊子などを開いた状態で使用するので、あらかじめ表面の湾曲を補正してくれる機能が搭載されています。はじめて自炊する方でも綺麗に仕上がるので、入門編としてもおすすめです。

出力フォーマットや独自ソフトの性能を比較

自炊スキャナの出力フォーマットは、商品によって異なります。

・PDF

・JPEG

・Word

上記のように必要なファイル形式に対応した機種を選ぶのも重要なポイントです。基本的には読み込んだデータを文字認識できるOCR機能が搭載されていますが、商品によってクオリティが異なるのも注意すべきポイントです。商品概要や実際に使用している方のレビューを参考にしてみてください。

Wi-Fi・Bluetooth

Wi-FiやBluetoothに対応した自炊スキャナは、データ転送ができるのでとても便利です。自分だけではなく、他の人にもデータを共有できます。

自炊スキャナのおすすめメーカー

自炊スキャナを選ぶときは、主要メーカーやシリーズで選ぶのもおすすめです。

・富士通

・EPSON

・Canon

各メーカーの特徴をご紹介します。

【富士通】

・日本のIT業界の最前線を走り続ける企業です。

・スーパーコンピューター「富岳」を開発したことでも有名

・富士通のスキャナーは世界でもトップシェアを誇る

【EPSON】

・コンピュータ周辺機器メーカーです

・精密機器の製造で培ったノウハウを応用して開発したスキャナーは性能抜群

・耐久性も良いので長期的に使用できる

【Canon】

・インクジェットプリンターやカメラなどの販売を手がけている

・高解像度の商品が多く電子書籍化にも最適

自炊スキャナのおすすめ商品13選｜商品の特徴や魅力を徹底解説

ここからは、自炊スキャナのおすすめ商品をご紹介します。商品の特徴や魅力についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

自炊スキャナのおすすめ商品6選｜シートフィードスキャナ

まずはじめに、シートフィードスキャナのおすすめ商品をご紹介します。

富士通 ScanSnap iX1500

・読取範囲：A4

・読取方式：自動給紙機構,両面同時読み取り

・光学解像度：600dpi

・インターフェース：USB3.1 / USB3.0 / USB2.0 /USB1.1(コネクタ:B Type) Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac

富士通から販売されている自炊スキャナです。4.3インチのタッチパネルは操作性抜群。用途に合わせてをアイコン登録すると、ワンタッチで読み取り操作や活用ができます。タッチパネルにはメッセージが表示されるので、各種設定の変更など簡単におこなえます。

原稿の読み取りやコンテンツの閲覧、管理などをスマートにアシストする新しいソフトウェアScan Snap Homeを採用。データの管理、生成は学習機能で実行します。

30枚/分の高速スキャン、5GHz対応、手差しスキャン、WiFiなどこれまでの基本性能のほかに縦筋軽減・クリーニングアラーム・名刺・レシートガイドなど、使い勝手を考えた機能が盛り込まれています。

富士通

Canon ドキュメントスキャナー imageFORMULA DR-C225W II（両面読取/Wi-Fi対応/ADF30枚）

Canon DR-C225W II

・メーカー：Canon

・最大トレー積載量：約30枚

・カラースキャン速度：片面25枚/分・両面50面/分

・モノクロスキャン速度：片面25枚/分・画面50面/分

Canonから販売されている自炊スキャナです。改良されたリタードローラーは、重なった原稿を分離させることで、スムーズに読み取りできるようになりました。

「スキャンモードで選択」「出力先の選択」「アクションの選択」の3ステップで操作は完了。直観的なアイコンを使った設計なので、機械の操作が苦手な方でも素早くスキャンができます。

専用アプリをダウンロードするとWiFiを経由して、モバイル端末からのスキャンが可能。アプリの操作も簡単3ステップで快適にスキャンできます。ラウンドスキャンは排紙スペースがいらない、すっきりとした搬送方式です。

キヤノン

brother スキャナー ADS-1700W（25ppm/無線LAN/ADF）

brother ADS-1700W

・メーカー：brother

・読取範囲：A4

brotherから販売されている自炊スキャナです。A4カラー原稿を毎分約25枚の高速スキャンができます。カラータッチパネルはアイコンで表示されているので、直感的な操作が可能です。

傾き補正機能が搭載されており、原稿の傾きを最大±5を自動で補正することができます。再スキャンの手間を省き、休むことなくスキャンできるのも魅力。サイズ自動検知機能は、さまざまなサイズの原稿を最適な大きさにデータ化します。

専用アプリをダウンロードすると、スマートフォンやタブレットから直接取り込むことができます。コンパクトなボディながら機能満載のモデルです。

ブラザー工業(Brother Industries)

エプソンスキャナー DS-530 (シートフィード/A4両面)

EPSON DS-530

・メーカー：EPSON

・最大原稿サイズ：A4

・光学解像度；600dpi×600dpi

EPSONから販売されている自炊スキャナです。さまざまな用紙に対応しており、薄紙のレシート、輸送伝票や長尺紙、カード類など幅広い用紙をスキャンできます。すべてデータ化できるので、管理処理が簡易になることにも期待されています。

多岐にわたる用紙を安定させるために、用紙との接触面を広くとる大径の給紙ローラーを採用。紙分離ローラーを逆回転することにより、2枚送りを解決しました。

CIS方式のセンサーを2本配置することで、一度のスキャンで両面原稿の読み取りを可能に。カラー・モノクロともに、1分間で70面の高速読み取りを実現しました。

エプソン

富士通業務用 A3対応スキャナ fi-7460 FI-7460

富士通 fi-7460 FI-7460

・メーカー：富士通

・読取速度：A4横・片面60枚/分・両面120面/分

・読取速度：A4縦・片面50枚/分・両面100面/分

・光学解像度：600dpi

富士通から販売されている自炊スキャナです。読み取りはカラーA4原稿を毎分60枚/120面が可能に。スリープ状態からの復帰は約1秒と、使いたいときにすぐ使える設計になっています。

紙詰まりを音で検知する音検知と、原稿の移動量で監視する原稿移動監視を搭載。この2つの機能によって、紙詰まりをおさえることができます。給紙部のローラーは左右独立で駆動するので、原稿が傾いて給紙されたりスキャンデータが欠けたりすることがありません。

ストレートパスの機能によって、厚さの違う原稿(27g/㎡～413g/㎡)も読み取り可能になりました。操作性が大きく向上した液晶パネルは、エラー発生時のメッセージなども表示してくれます。

富士通

エプソンフォトスキャナー FF-680W (シートフィード/A4/USB対応/Wi-Fi対応/写真簡単スキャン)

EPSON FF-680W

・メーカー：EPSON

・原稿サイズ：A4

・インターフェース：USB、無線LAN

EPSONから販売されている自炊スキャナです。ローラーで自動的に紙を送るシートフィードを採用しているので、一枚ずつ手差しする手間が省け、高速で大量の写真をスキャンできます。

体色復元機能は、色あせた写真を鮮やかな本来の色に再現可能。高品質な画像処理技術は、エプソンならではの技術です。L判2L判や8×10、パノラマなど異なるサイズも一度にセットスキャンできます。

PC版写真アプリケーションは、写真のスキャンと保存が同時に実現。高画質な記憶を簡単に残すことができます。またクラウドサービスへアップロードできるので、家族や友人と共有可能です。

エプソン

富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap SV600 (A3 非接触モデル片面読取オーバーヘッドスキャン /USB 接続書類レシート名刺写真アルバム本新聞非破壊タイプ )

自炊スキャナのおすすめ商品2選｜オーバーヘッドスキャナ

続いてオーバーヘッドスキャナのおすすめ商品をご紹介します。

富士通 ScanSnap SV600

・メーカー：富士通

・読取方式：片面

・インターフェース：USB2.0

富士通から販売されているオーバーヘッドスキャナです。断裁せずに新聞や雑誌などをそのまま読み取りできるの特徴。付箋が貼られた原稿や製本された厚みのある書籍、見開きのある新聞も読み取りできます。

またクレヨンや絵の具など、表面を触りたくない原稿も大切に残せます。新聞の切り抜き、名刺や写真など、原稿の向きが揃っていなくても、自動で補正する機能が搭載されています。

独自のVIテクノロジーにより、高速でのスキャンが実現。クイックスタート機能は、なんと立ち上がりから約3秒で読み取りを始められます。

スキャンスナップ(ScanSnap)

iOCHOW ドキュメントスキャナー USB書画カメラ

iOCHOW S1 ドキュメントスキャナー

・メーカー：iOCHOW

・インターフェース：USB2.0

・書式： PDF・Word・TXT・Excel

・画像形式：JPEG・PNG・TIF・PHF・BMP

iOCHOWから販売されているオーバーヘッドスキャナです。LEDライトが内蔵されているので、光量が不足している環境でもくっきりとスキャンできます。

A3までのスキャンに対応しているので、新聞や雑誌の読み込みだけでなく、会議や教育の場でリアルタイムに活用することができます。スキャン時に手などが入っている場合は、独自の補正機能にとって取り除くことが可能。また傾いた原稿や、部分的に欠損している原稿も補正できます。

一般的なオーバーヘッドスキャナはサイズ感が大きめですが、当製品は折りたたみ式を採用しており、コンパクトに収納することができます。

iOCHOW

サンワダイレクトモバイルスキャナ 1200dpi対応写真スキャンオートスキャナ A4 PDF (microSD 8GB付) 400-SCN022

自炊スキャナのおすすめ商品2選｜ハンディスキャナ

続いてハンディスキャナのおすすめ商品をご紹介します。持ち運び用が欲しい方は、ぜひ参考にしてみてください。

サンワダイレクト 400-SCN022

・メーカー：サンワダイレクト

・解像度：標準モード/300dpi ファインモード/600dpi 最大解像度/1200dpi

・保存形式：JPEG・PDF

・内蔵バッテリ：2時間

サンワダイレクトから販売されているハンディスキャナです。A4サイズからメモ書きや名刺など、さまざまなサイズの原稿にデータ化できます。写真や小さな文字も高解像度でくっきりデータ化することが可能。保存形式はJPEG形式とPIG形式で、解像度は300dpiから1200dpiから選択できます。

コンパクトかつ軽量なので、持ち運びも簡単。仕事でもプライベートでも用途は選びません。トレーを用紙に入れるだけで簡単にスキャンができます。

内蔵メモリが搭載されているので、外部メモリがなくてもデータの保存ができます。またSDカードを挿して容量を増やせるので、用途にあわせて使い分けられます。バッテリー内蔵タイプなので、外出先での使用にも適しています。

サンワダイレクト

富士通スキャナー ScanSnap iX100 黒色 FI-IX100A

富士通 ScanSnap FI-IX100A

・メーカー：富士通

・読み取り：片面

・読取範囲：A4

・インターフェース：USB2.0

富士通から販売されているハンディスキャナです。高性能薄型バッテリーを搭載が搭載されており、最大260枚もの読み取りができます。パソコンがあればUSBケーブルを使って充電できるので、AC電源がなくても心配ありません。

わずか400gの軽量ボディなので、場所を選ばすぐに使うことができます。Wi-Fi接続にも対応しており、USBケーブルを使わなくてもパソコンやスマートフォンへの共有が可能です。

A4カラーの1枚を片面5.2秒でスキャン可能。スキャンはカラー300dpiで、従来製品と比べ30%短縮しました。また見開きページや大きな原稿は。読み取り後に自動で補正をしてくれます。

スキャンスナップ(ScanSnap)

Plustek ブックスキャナー Optic Book 3800L 非破壊 CCDセンサー 1200dpi エッジ6mm 356995

自炊スキャナのおすすめ商品3選｜フラッドベッドスキャナ

最後にフラッドベッドスキャナのおすすめ商品をご紹介します。

Plustek

・メーカー：Plustek

・解像度：1200dpi

・スキャン速度：7秒

・インターフェース：USB2.0

プラステックから販売しているフラッドベッドスキャナです。本製品は本体の縁からガラス面までの幅が6mmと狭いため、影が映りにくく、美しいスキャンを実現します。

スキャンされた書籍の裏写りの影と、文字の歪み除去するSEE機能を搭載。もとの美しい状態で再現できるのも特徴です。原稿台カバーは原稿の厚さに合わせて調整できるため、厚みのある書籍なども容易にスキャンできます。

原稿読み取り部の光源にLEDを採用。原稿へのダメージも抑えられます。画質、輝度補正、裏写り軽減などの設定は、付属のソフトで簡単に設定できます。回転補正が搭載されいるのも魅力的なポイントです。

Plustek