一眼レフの手ブレを補正するアイテム10選|三脚・ジンバルスタビライザーを紹介

・一眼レフをの手ブレを防止できるアイテムが欲しい
・ジンバルって何がおすすめなの?初心者でも使えるの?

この記事では一眼レフを購入したばかりの人に向けて、手ブレを防止するためのおすすめアイテムをご紹介します。写真用・動画用別に紹介するので、ご自身の用途や目的にピッタリの商品を選んでみてください。

写真用・動画用で選ぶべき手ブレ防止アイテムが異なる

一眼レフの手ブレ防止するためのアイテムは、主に「三脚」と「ジンバルスタビライザー」です。

手ブレ防止アイテム 用途
三脚 写真やタイムラプスなどの定点カメラ用
ジンバルスタビライザー 動画撮影など動く被写体などを撮影する用

※厳密に言うとジンバルスタビライザーでもタイプラプスなどの撮影は可能です。

写真撮影時の手ブレをおさえたいなら「三脚」、動画撮影時の手ブレをおさえたいなら「ジンバルスタビライザー」を選びましょう。

三脚の選び方

まずは三脚の選び方について解説します。

三脚を選ぶときは、以下のポイントをおさえておきましょう。

【三脚の選び方】

・素材
・段数
・固定方法
・雲台
・耐荷重

それぞれの項目について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

素材をチェック

三脚に使われている素材は、主に「アルミ」と「カーボン」です。

【アルミ素材の特徴】

・本体が軽くて持ち運びに便利
・移動が多い撮影や荷物の重さを軽くしたいときにおすすめ
・カーボン素材よりも比較的リーズナブルで購入できる
・安定性や振動の影響を受けやすい

【カーボン素材の特徴】 

・振動が伝わりにくく安定感が抜群
・アルミ素材と比べて耐久性が高い
・比較的高価

安定性や耐久性を重視するならカーボン素材がおすすめ。一方で低価格や持ち運びやすさを重視するなら、アルミ素材の三脚がおすすめです。

段数をチェック

段数とは三脚を何段階で伸ばせるかということであり、一般的な三脚は3〜4段です。段数が多いほど、さまざまな高さに調整できるだけではなく、コンパクトに収納できる特徴があります。

段数にこだわりを持たないなら、シーンに応じて高さを変えられるように4段式がおすすめです。

固定方式をチェック

三脚の固定方式は主に「ナットロック」「レバーロック」「ノブロック」「ウルトラロック」の4種類があります。それぞれ使用感が異なるので、あらかじめ特徴を確認しておきましょう。

固定方式 特徴
ナットロック ナットを回して脚を締める固定方法。締め具合を調節できるが、ナットを回してセットするので時間がかかる。
レバーロック レバーを開閉して脚を固定する方法。レバーを倒すだけなので素早くセッティングできる。
ノブロック つまみを回して固定するの方法。ネジを回してセットするので時間がかかる
ウルトラロック パイプを回転させて固定する方法。部分的にロックされているか視覚的にわかりづらい

それぞれ特徴が異なりますが、初心者におすすめなのは「レバーロック」タイプです。固定力や操作性、価格、どれをとってもレベルが高いと言えるでしょう。また現在販売されている三脚の中でもバリエーションが多いので、自分好みの商品を選びやすいのも嬉しいポイントです。

雲台の種類をチェック

雲台とは三脚の上部に装着してカメラと三脚を連結させる台座のことです。一眼カメラを安定させるためには、雲台が非常に重要な役割を果たします。

雲台は主に「3Way雲台」「自由雲台」「ビデオ雲台」の3種類に分けられます。それぞれ使用感が異なるので、必ず特徴を理解しておきましょう。

【3Way雲台】

・最も一般的な雲台
・垂直・水平方向に加えて縦・横も調整できる
・風景や商品の撮影などにおすすめ

【自由雲台】

・球体をしている雲台
・垂直・左右・縦横の3軸方向へシームレスに動かせるのが特徴
・頻繁に構図を変更できるので旅行などのシーンに適している

【ビデオ雲台】

・動画撮影に特化した雲台
・上下・左右の移動が滑らかにおこなえる
・カメラを水平に調節しやすいので映像制作の現場で重宝されている

耐荷重をチェック

耐荷重とは三脚・雲台が支えられる機材の総重量のことです。耐荷重を超えたカメラを載せてしまうと、三脚が倒れたりグラついてブレたりします。

耐荷重をチェックするときは、カメラ本体の重さではなくレンズを含めた重量を計算しましょう。耐荷重を選ぶときは搭載する機材の総重量の2倍あると安心です。

一眼レフカメラの手ブレ防止おすすめアイテム5選を徹底比較|三脚編

WebHack編集部が三脚のおすすめ商品を5つピックアップしました。そして編集部の独自評価のもと、三脚のおすすめランキングを発表します。

【三脚の比較項目】

・素材
・段数
・固定方法
・雲台
・耐荷重

WebHack編集部が独自に選んだ商品は以下の通りです。

商品 素材 段数 固定方法 雲台 耐荷重
Manfrotto カーボン 5段 ツイストロック ボール雲台 約4kg
K&Fコンセプト アルミニウム 5段 ナットロック 自由雲台 約8〜10kg
VILTROX アルミニウム 3段 油圧式ダンピングヘッド 約10kg
Fotopro アルミニウム 4段 レバーロック 3WAY 約1500g
Neewer アルミニウム 4段 ボール雲台 約15kg

※商品名をタップすると詳細ページをご覧いただけます。

上記の比較項目をもとに、おすすめ順にご紹介します。

三脚のおすすめ人気ランキング1位|Neewer

素材 アルミニウム合金
雲台 ボール雲台
最大の高さ

最小の高さ

184cm

65cm

重量 2,16kg
耐荷重 15kg
段数 4段

三脚・一脚を使い分けられる高性能な三脚です。最小65cm〜最大184cmまで高さ調整ができるので、ローアングルからハイアングルまでさまざまな構図で撮影できます。

脚の角度は柔軟に変更できるため、海辺や山などの凸凹した地面でも使用することができます。雲台部分にはバブル水準器を搭載。常にカメラを水平に保てるので、写真はもちろんのことタイムラプスなどの映像撮影にも適しています。

耐荷重は約15kgまで対応しており、重量感のある一眼カメラも安全に載せることができます。プロも愛用している逸品なので、ぜひお試しください。

三脚のおすすめ人気ランキング2位|K&Fコンセプト

素材 アルミニウム
雲台 自由雲台
最大の高さ 171cm
重量 1500g
耐荷重 約10kg
段数 5段

ランキング2位は「K&Fコンセプト」から販売されている三脚です。1位の三脚と同様に一脚としても活用できます。低重心の自由雲台を搭載しており、安定感が抜群。耐久性がありながら自由も効くというハイブリッドモデルです。

360°回転・チルト移動・縦横の切り替えなど、自分好みの構図に調節できるのも嬉しいポイント。また水平器が搭載されているので、まっすぐ安定した写真撮影ができます。

足には滑り止めゴムがあるので、さらに三脚を安定させることができます。旅行やアウトドア、運動会など、さまざまな用途で活躍するはずです。

三脚のおすすめ人気ランキング3位|マンフロット

素材 カーボン
雲台 ボール雲台
最大の高さ 143cm
重量 0.27kg
耐荷重 約4kg
段数 5段

耐久性と安定性に優れたカーボン製の三脚です。商品ラインナップは3種類で、それぞれ大きさや耐荷重(4kg・8kg・15kg)が異なります。当商品はカーボン製の三脚の中でも非常にコンパクトかつ軽量のタイプで、持ち運び用としても重宝されています。

開脚調整機能が搭載されているので、地面の凹凸などに合わせて設置できます。操作もシンプルなので、まさに初心者向けです。

可動性の高いボール雲台は、さまざまな構図を表現できるため、より印象的な作品に仕上がるでしょう。「操作性」「安定性」「持ち運びやすさ」どの項目もバランスがとれているので、屋内・屋外問わず活用できます。

三脚おすすめ人気ランキング4位|VILTROX

素材 アルミニウム
雲台 油圧式ダンピングヘッド
最大の高さ 180cm
重量 4kg
耐荷重 約10kg
段数 3段

高強度なアルミ合金で設計と中間三角サポートシステムを採用しており、耐久性・安定性が抜群です。雲台は直径60mmの油圧ダンピングヘッドで、水平器も搭載されています。

表面は滑り止めが施されているので、カメラの三脚の滑りや転落を防止することができます。地面との接地部分は特殊な馬蹄形になっており、車のタイヤと同じぐらいのグリップ力を誇っています。

三脚のおすすめ人気ランキング5位|Fotopro

素材 アルミニウム
雲台 3WAY
最大の高さ 120cm
重量 0.5kg
耐荷重 約1500g
段数 4段

コンパクトかつ軽量な設計が魅力の三脚です。脚の伸縮はレバーロックタイプを採用しているので、スムーズに撮影の準備ができます。雲台には水準器が搭載されており、地面が安定していない場所でも水平が取りやすくなっています。

ネジとセンターポールによるWロック機構で、エレベーターをしっかり固定します。万が一ロックを忘れてしまっても、どちらかのロックが閉まっていればカメラが落下する心配はありません。

スマートフォンやGoProに使えるアダプターもセットになっているので、ちょっとしたお出かけをするときにも活用できます。

ジンバルスタビライザーの選び方

続いてジンバルスタビライザーの選び方をご紹介します。

【ジンバルスタビライザーの選び方】

・種類
・形状
・カメラ本体の重量
・用途
・互換性

それぞれの項目について詳しく解説します。

種類をチェック

一眼レフのジンバルスタビライザーには、主に「機械式」と「電気式」があります。それぞれ使用感が異なるので、まずは特徴をおさえておきましょう。

【電気式】

・付属の重りを活用して手ブレを抑える方いき
・カメラ機材の重心を把握しながら操作する必要がある
・難しい設定が必要ないので初心者でも扱える
・電気式と比べると商品ラインナップは少ない

【機械式】

・内蔵されているモーターの動きによって自動的に手ブレをおさえられる
・手ブレの発生方法とは逆にモーターが動いて水平を維持できる
・一眼カメラのサイズ・大きさにあわせて初期設定する必要がある
・充電式なので充電する必要がある

現在、市場に出回っているのは機械式が主流です。バッテリー内蔵モデルなので、充電をする必要はありますが、多くの商品が約5〜10時間程度は連続使用できるので、旅行や屋外での撮影に対応できます。

形状をチェック

一眼レフのジンバルスタビライザーの形状は、主に「ハンドヘルド型」「ボディマウント型」「ショルダーマウント型」があります。

【ハンドヘルド型】

・グリップの上にカメラを搭載できるため片手で扱える
・比較的軽量なタイプが多く持ち運びがしやすい
・一眼レフカメラ以外にもスマートフォンに使用できる商品も登場している

【ボディマウント型】

・補正器具にカメラを吊るすための機材を取り付けたタイプ
・バランスをとるためには慣れが必要
・一般向けではなく業者・プロ用

【ショルダーマウント型】

・ハンドヘルド型とボディマウント型の中間に位置するタイプ
・ボディマウント型を簡略化した肩パッドが搭載されている
・両手と肩の3点で支えるため安定した映像を撮影できる
・一般向けではなく業者・プロ用

カメラ本体の重量をチェック

一眼レフのジンバルスタビライザーは、搭載できるカメラの重量(耐荷重)が決められています。たとえばDJIから販売されている人気機種「Ronin-SC」の最大積載量は2.0kgと定められています。

ジンバルスタビライザーに耐荷重を上回るカメラを載せてしまうと、手ブレがおさえられなかったり破損する原因に繋がります。

※カメラ本体の重量には、アクセサリー類やレンズの重量も含まれます。

撮影の用途を明確にしておく

一眼レフのジンバルスタビライザーを選ぶときは、撮影の用途も明確にしておきましょう。プロモーション映像など、動く被写体を撮影するなら「Ronin-SC」のような「機械式」の商品がおすすめです。

またジンバルスタビライザーによって各種アクセサリーが販売されており、アイテムを取り付けることでローアングルの撮影にも対応できたりします。

カメラとの互換性をチェックする

ジンバルスタビライザーを選ぶときは、あらかじめ互換性を確認しておくことが大切です。価格や機能性が高くても互換性がないものであれば搭載できません。

 

出典:DJI

ジンバルスタビライザーの互換性を確認したいときは、商品詳細ページや公式ホームページから問い合わせをしてみましょう。DJIから販売されている「Roninシリーズ」は、以下のように互換性を公表しています。

一眼レフカメラの手ブレ防止おすすめアイテム5選を徹底比較|ジンバルスタビライザー編

WebHack編集部が三脚のおすすめ商品を5つピックアップしました。そして編集部の独自評価のもと、三脚のおすすめランキングを発表します。

【ジンバルスタビライザーの比較項目】

・使いさやすさ
・機能性
・耐荷重
・価格
・持ち運びやすさ

WebHack編集部が独自に選んだ商品は以下の通りです。

商品名 使いやすさ 機能性 耐荷重 持ち運びやすさ 価格
Ronin-SC ★★★★★ ★★★★★ 2.0kg ★★★★★ 35,000円
Ronin-S ★★★★★ ★★★★☆ 3.6kg ★★★★☆ 74,800円
Zhiyun-Weebill-S ★★★★☆ ★★★★☆ 4.0kg ★★★★☆ 41,140円
MOZA AirCross 2 Gimbal ★★★★★ ★★★★☆ 3.2kg ★★★★☆ 41,922円
Zhiyun-Crane-2S ★★★★☆ ★★★★☆ 5.0kg ★★★☆☆ 79,200円

※商品名をタップすると詳細ページをご覧いただけます。

※価格は2021年2月現在の価格です。(Amazon参照)

上記の比較項目をもとに、おすすめ順にご紹介します。

ジンバルスタビライザーのおすすめ人気ランキング1位|Ronin-SC

使いやすさ ★★★★★
機能性 ★★★★★
耐荷重 約2.0kg
持ち運びやすさ ★★★★★
価格 35,000円

おすすめ1位はDJIから販売されている「Ronin-SC」です。コンパクトかつ軽量な設計なので、どこでも気軽に持ち運ぶことが可能。どんな状況にも対応できるので、映像制作の幅が広がることは間違いありません。

最大の魅力は「Roninアプリ」を使った多彩な映像表現です。スマートフォンに映し出された被写体を選択すると、被写体を常に中心に捉えながら撮影をしてくれます。バッテリー駆動時間は驚異の11時間超え。キャンプや登山など、アウトドアシーンでも大活躍します。

ジンバルスタビライザーのおすすめ人気ランキング2位|Ronin-S

使いやすさ ★★★★★
機能性 ★★★★☆
耐荷重 約3.6kg
持ち運びやすさ ★★★★☆
価格 74,800円

「Ronin-S」は一眼レフ・ミラーレスカメラ用に開発されたジンバルスタビライザーです。「Ronin-SC」よりも耐荷重が上がっているので、重たいレンズを搭載しているカメラにも対応しています。

最大バッテリー駆動時間は約12時間。これさえあれば1日かけた撮影も問題なくおこなえるでしょう。「Ronin-SC」よりも耐荷重やバッテリー駆動時間は優れているものの、「アクティブトラック3.0」や「フォーカスモバイル」「アームロック機構」などの機能が搭載されていないのは、残念なポイントです。

機能性ではなく操作性や持ち運びやすさ、耐荷重を重視している人におすすめです。

ジンバルスタビライザーのおすすめ人気ランキング3位|MOZA Aircross 2

使いやすさ ★★★★★
機能性 ★★★★☆
耐荷重 約3.2kg
持ち運びやすさ ★★★★☆
価格 41,922円

最大12時間稼働できるバッテリーが搭載されたジンバルスタビライザーです。わずか950gの本体なのにも関わらず、最大3.2kgの耐荷重に対応しています。

最大の特徴は「インセプションモード3.0」です。自動回転や速度調節、角度調整などの機能が搭載されており、撮影中にわざわざジョイスティックで手動調整する必要がありません。またスマートフォンを搭載することで、被写体を自動で追跡するモードを利用できます。

一般的な撮影はもちろんのこと、タイムラプスやモーションタイムラプス、モーションコントロール、パノラマ撮影も楽しめます。

ジンバルスタビライザーのおすすめ人気ランキング4位|Zhiyun-Weebill-S

使いやすさ ★★★★☆
機能性 ★★★★☆
耐荷重 約4.0kg
持ち運びやすさ ★★★★☆
価格 41,140円

ミラーレス・一眼レフカメラに対応したジンバルスタビライザーです。モーター出力や応答速度が格段に上がり、使いやすさは抜群。サッカーやバスケットボールなど、激しい動きをする被写体もしっかりとおさめてくれます。

最大の特徴は「吊り下げ式」の機能を搭載していることです。片手で持ちながら地面スレスレの映像も撮影できるので、ローアングルの映像表現も楽しめます。長時間持っても疲れにくい設計が施されているので、まさに映像クリエイターにピッタリの商品です。

ジンバルスタビライザーのおすすめ人気ランキング5位|Zhiyun-Crane-2S

使いやすさ ★★★★☆
機能性 ★★★★☆
耐荷重 約5.0kg
持ち運びやすさ ★★★☆☆
価格 79,200円

「シネマクオリティの動画プロフェッショナルジンバル」と呼ばれた名作です。BMPCC6KやEOS 1DX Mark II、Nikon D850などの大型カメラ・レンズをサポートしています。Zhiyun社の独自手ブレ補正が搭載されており、安定感抜群の映像を撮影できます。

本体には「FlexMountシステム3.0」が搭載。クランプ底部に3つのネジ穴があり、カメラを素早く三脚やスライドに取り替えられることができます。

最大の魅力は拡張性の高さです。別途購入になりますが、トランスミッター送信機を購入することで「スマホ上モニタリング」「被写体トラッキング」「モーションコントロール」などの機能を使えるようになります。

まとめ

今回は「一眼レフカメラの手ブレを防止したい」と思っている方のために、おすすめの三脚・ジンバルスタビライザーをご紹介しました。まずは写真を撮影したいのか、映像を撮影したいのかという目的を明確にしておくことが大切です。写真を撮影するなら三脚、映像を撮影するならジンバルスタビライザーを選びましょう。

三脚やジンバルスタビライザーを使うことで、ワンランク上の作品を撮影することができます。本記事の内容を参考に、ベストなアイテムを見つけてみてください。

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