テスラの電動コンパクトSUV 「モデルY」を紹介

米テスラモーターズは2019年3月14日、新型の電動コンパクトSUV(スポーツタイプ多目的乗用車)「モデルY」を発表した。価格は436万円からで、2020年秋からの発売を予定している。

テスラはこれまで「ロードスター」「モデルS」「モデルX」「モデル3」という4タイプを発表してきたが「モデルY」は同社初となる小型SUVで、価格も400万円台からと安いことから普及モデルと位置づけられている。

モデル3ベースの外観デザイン

「モデルY」はモデル3と車体を共有してるため共通部分が多いデザインになっています。たとえば前後のマスク部分はモデル3と非常に似たデザインをしています。

その一方、SUVであるためより背が高いデザインになっている。モデルYにはモデルXという上位版のSUVモデルが存在するが、背の高いデザインはこのモデルXの雰囲気に近いものになっている。

しかし、モデルXには左右のドアが真上にせり上がるガルウイングという機構が採用されているが、モデルYはガルウイングではなく、通常のヒンジ式のドアになっている。ホーイールは18か19インチで、トップグレードモデルだと20インチとなる。

ボディカラーはブラック、ブルー、ホワイト、レッド、メタリックの5色が用意されている。

15インチの大型ディスプレイに機能を集約したインテリア

インテリアはこれまでのテスラ車同様、非常にシンプルなものになっている。まず、前席のダッシュボード部分は3本線のスポークとハンドル、そして15インチの大型多機能ディスプレイのみ。この15インチディスプレイには車の様々なナビゲーション情報、充電残量、マップ、車外カメラの映像などを表示できる。

自動運転機能の「オートパイロット」の設定もこのディスプレで行える。もちろんインターネットへの接続も可能で、ソフトウェアを最新の状態にアップデートできる。

高い座席位置と、低いダッシュボード、「パノラマガラスルーフ」という広いフロントガラスのおかげどの席からでも見渡しが良いデザインになっているのも特徴。センターコンソールの収納には、4つのUSBポートと、2箇所のスマホ充電端子が備え付けられていて、 スピーカは14スピーカのプレミアムオーディオを標準で搭載している。

フロントシートは位置を12方向に変更できる電動調整機能と、ヒータ機能が備えられていて、リアシートは3席を別々に折りたたむことができる仕様になっている。定員は5名だが、オプションのサードシートお選択すると、7名まで乗ることができる。

モデルYのラインナップ

モデルYには4つのラインナップがある。テスラ・モデルYロングレンジ」「テスラ・モデルYデュアルモーターAWD」「テスラ・モデルYパフォ-マンス」「テスラ・モデルYスタンダード」の4つ。

「テスラ・モデルYロングレンジ」は航続距離が最も長いモデルで、483キロを一度の充電で走行できる。テスラによると483キロは市販されている電動SUVでは最長の航続距離だという。0-96キロ加速性能は5.5秒、最高速度は209km/h、価格は47,000ドル(約521万円)となっている

「テスラ・モデルY デュアルモーターAWD」は前後に2台のモーターを搭載し、4輪を駆動するAWDで、走行性能を向上させたモデル。航続距離は450キロ、 0-96キロ加速性能 は4.8秒、最高速度は217km/hとなっている。

「テスラ・モデルYパフォーマンス」はモデルYの最高グレードモデル。前後にモーターを搭載したAWDで、 0-96キロ加速性能 は3.5秒、最高速度241km/h、航続距離は450kmとなっている。価格は60,000ドル(約666万円)から

「テスラ・モデルYスタンダード」はモデルYの最もベーシックなモデルで、リアにモーターを1個搭載して、後輪を駆動する。 0-96キロ加速性能 は5.9秒、最高速度は193km/h、航続距離は370キロである。バッテリーの搭載容量がシリーズ最小になっているため航続距離が短いが、その分価格が抑えられていて39,000ドル(約433万円)からとなっている。

充電に関しては、最新の「スーパーチャージャー」が利用でき、15分で270km走行可能なバッテリーを充電できる。