【Tech Academy】ブートキャンプで活きた知識を身につける!

TechAcademy(テックアカデミー)は日本e-Learning大賞「プログラミング教育特別部門賞」を獲得している、オンラインで学べる本格的なプログラミング教室です。プログラミング、アプリ開発、デザインに至るまで学べるコースも他教室に比べると種類が豊富で、選択肢が非常に広がります。今回は、そんなTechAcademyはどんなところなのか、徹底解説していきたいと思います。

Tech Academyとは

TechAcademyはオンラインスクールですので、一人ひとりのペースに合わせて学習ができるため、自分の理解度やスピードに合わせてじっくり技術を身につけられる環境が整っています。
自分のペースでできるため、わからないところがそのままにならないよう、自分で調べて課題解決のために試行錯誤することができます。自分でどうしてもわからない場合は、チャットサポートを使って先生やプログラマーのメンターに質問することが可能です。学習スタイルは、動画教材を見ながらWebテキストで理解を深めていく内容となっています。

また、TechAcademyは4週間プラン〜16週間プランから選べる短期間で集中的に学習するブートキャンプ型のカリキュラムになっています。元々プログラミング学習は長期よりも短期の方が効果が出ると言われていますので、短期間で挫折せず学ぶことで、実戦にスムーズに移行することが可能です。

たくさんコースがある中で、必要なコースだけ選んで受講することも可能ですが、幅広く学習したい場合は割引価格で複数受講できるセットコースを選ぶのがオススメです。それではあらゆる口コミを元に、ケースごとにオススメのコースを順番に説明していきたいと思います。

フリーランス/副業を目的とする場合

個人で稼げるようになりたいのであれば、フロントエンドコースを薦めている口コミが多いですフロントエンドの知識があれば、個人で稼げる案件を受注できるようになるからです。たとえば、ウェブサイトのLD(ランディングページ)などがあります。

<フロントエンドコースで学べるカリキュラム>

この中のHTML5/CSS3, JavaScript/Jquery, Bootstrap, サーバーを特にしっかり勉強することが必要です。これら4点の知識で副業で稼げるスキルを身につけることができます。

レッスン一覧

  1. Lesson0・・・ガイダンス
  2. Lesson1・・・フロントエンドについて
  3. Lesson2・・・HTML&CSS
  4. Lesson3・・・Javascriptの基礎と実装
  5. Lesson4・・・jQueryの基礎と実装
  6. Lesson5・・・Bootstrapの活用
  7. Lesson6・・・Webページの作成(外部ライブラリ)
  8. Lesson7・・・Webページの作成(WebAPI(Flicker))
  9. Lesson8・・・リアルタイムチャットの作成
  10. Lesson9・・・オリジナルサイトの作成
  11. Lesson10・・・今後の学習のための情報提供

就職/転職を目的とする場合

主に就職/転職でエンジニアになることを目的とする場合は、Webアプリケーションコース、PHP/Laravelコースがオススメされています。こちらではそれぞれRubyやLaravelを学習することによって本格的なWebサービスを開発できます。自分で開発したサービスをポートフォリオとして企業での面接時に提出することができるため、就職/転職には大いに役立ちそうです。

<Webアプリケーションコースのレッスン一覧>

  1. Lesson0・1・・・ガイダンス
  2. Lesson2・・・インターネットの仕組み
  3. Lesson3・・・HTML/CSS
  4. Lesson4・・・ターミナル
  5. Lesson5・・・Rubyの基礎
  6. Lesson6・・・データベースの基礎
  7. Lesson7・・・RubyとMySQLを使った学習
  8. Lesson8・・・Git/GitHub(共有方法の学習)
  9. Lesson9・・・メッセージボード(実習)
  10. Lesson10・・・Bootstrap
  11. Lesson11・・・Heroku(Webサービスの公開方法の学習)
  12. Lesson12・・・Twitterクローン(実習)
  13. Lesson13・・・モノリスと(実習)API使用
  14. Lesson14・・・オリジナルサービスの作成

特にLesson12が難しいらしいです。本当に実戦レベルの内容であるため、分からないところは自分で調べたりメンターに質問するなどして、自分で解決することが求められます。大変である分、学習後はこの取り組みの繰り返しが現場では求められるため、ものすごく役に立つスキルとなることでしょう。

PHP/Laravelコースは、Webアプリケーションコースと内容はほとんど同じです。違いは、Webアプリケーションコースで学ぶRubyがPHPに置き換わり、Webアプリを実習で何点か作成するところだと考えてください。

メンター&チャットサポートをフル活用

上記で紹介したコースは、いずれにせよ実戦レベルの内容であるため難易度は高い学習であるということを念頭に置く必要があります。ある程度本気で取り組まなければ、挫折してしまう事になりかねないからです。その分、メンターがしっかりサポートしてくれる体制下にあるので、きちんと相談しながら着実に力をつけていくことができます。Tech Academyのチャットサポートはかなり充実しています。クラウドで閲覧・編集できる開発ツールを使用するため、行き詰まったときにチャットで質問すると、直接エラーを見つけてどこが間違っているか指示してくれるため、確実に解決することができます。

Tech Academyジュニア

上記で紹介してきた内容は主に社会人が対象となりますが、Tech Academyは小中高校生を対象としたプログラミング教室としてTech Academyジュニアも運営しています。Tech Academyジュニアの学習システムを利用して学校や塾、各種教室でサービスを行うことが可能です。Tech Academyジュニアでは主に4種類のコースから選択することができます。

Scratchコース

ビジュアルプログラミング言語としてはおなじみの、Scratch(スクラッチ)というツールを使って、ゲームやアニメーションをつくるコースです。ブロックの組み合わせによるプログラミングのため、いきなりコードを書くのが不安だという生徒にとっては安心です。本コースでは、Scratchを使って最初は簡単なゲームやアニメーションをつくっていき、ゆくゆくはScratchのノウハウを使いこなして、目覚まし時計や計算ゲームなどより高度なゲームやアニメーション、アプリケーションをつくれるようになるので、世界にひとつだけの作品をつくることが可能です。本コースを学ぶ過程で、分析力や論理的思考能力、想像力が身につきます。また、ブロックの組み合わせであるとはいえ、プログラミングに必要な条件分岐なども自然に身につくため、テキストプログラミングへもスムーズに移行することができます。

プログラミング入門コースwithマインクラフト

子どもたちに大人気のマインクラフトを使って、プログラミングの基本を学ぶコースです。マイクラは様々なOSで操作できるので、大抵の子はゲームソフトかスマホアプリでマイクラを体験していると思いますが、パソコンでマイクラをすることにより、プログラミングに必要な操作に慣れていくことが目的です。最初はキーボードでブロックをおいたりアイテムを選んだり写真を撮ったり、という通常のマイクラの操作を行います。やがて様々なコマンドの入力を駆使することでプログラミングの概念に慣れていき、最終的には簡単なダンジョンを作成するところまで学習することができます。

Webアプリコース

Ruby(ルビー)というプログラミング言語を使用してWebサービスの開発に挑戦します。Rubyは全世界で数多くのWebサービス開発に使用されている人気の言語で、求人数も上位をキープしていてなおかつ比較的学びやすい言語です。このコースでは実際にコードを書いていくわけですが、Rubyで書くコードは短くシンプルなため初学者にはとっつきやすいといえるでしょう。

Rubyで作られているWebサービスで代表的なものに

  • cookpad
  • Crowdworks
  • GitHub

など有名どころが挙げられます。いかに実践的な内容であるかおわかりいただけるかとおもいます。このようなサービスを作れるようになったらすごいですね。当コースを学びながら、テクノロジーにより身近な問題を解決するという体験ができます。

ゲームアプリコース

JavaScript(ジャバスクリプト)という全世界で広く使われているフロントサイドのプログラミング言語を使用して様々なゲーム開発を行います。JavaScriptは、普段私たちが目にする使っているWebサイトの多くに使われています。画像が自動的にスライドするスライドショーや、簡単な画像やイラストのアニメーションなどWeb上で動きのあるものにはたいていJavaScriptが使われています。

JavaScriptで開発できるゲームはたとえば
  • おみくじ
  • ストップウォッチ
  • スロットマシン
  • タイピングゲーム

などが挙げられます。このように実際にコードを使ってたくさんのゲームを作ることにより、実践的な知識を身につけることができます。

Pythonロボティクスコース

Python(パイソン)というWebアプリケーションから人工知能に利用されている機械学習など様々な分野で活用できるプログラミング言語を使用し、学校教材のトップメーカーであるArtecが開発したロボットを使って様々なロボット制御を体験しながら実践的なスキルを身につけていきます。

PythonはJavaScriptの次に世界でよく使われている言語で、

  • Instagram
  • pepper(ロボット)
  • YouTube

にも使われています。Pythonはシンプルな文法で書けるのが特徴で、初学者が学習するのに向いているといえる言語です。

当コースではまずPythonの基礎的な文法、オブジェクト指向プログラミング、ロボティクス・ネットワーク・データベースなどの技術を学び、さらには情報セキュリティや人工知能を学んでいくというまさに最先端のカリキュラムとなっています。

メンターは現役エンジニア!

メンターは全員現役のエンジニアで、わからないことはチャットで質問して解決することができます。質問するのにも技術が必要で、相手が質問の意図を理解できるように伝えなければなりません。チャットでのやり取りにより、文章力・コミュニケーション能力も同時に身につけることができるのでより一層の成長につながるでしょう。

Tech Academyジュニアを導入している学校

Tech Academyジュニアを学校で導入しているところはまだ少ないです。導入しているところとしては下記の学校が挙げられます。中学校、高校への導入としては初実績のところです。

駒込学園駒込中学校

天和2年(1682年)に創立された、まさしく『寺子屋』時代から継続している歴史ある学校です。STEAM教育やグローバル教育などに力を入れ、授業でも生徒は全員タブレットでアクティブラーニング型授業を行うまさに教育の最先端といえる取り組みをおこなっています。

ゼロ高等学院

ゼロ高は、「自立」をすることを一番の目的としている場所で、各人がやりたいことを徹底的に追求することを実現している高校です。自分がやりたいことを実現するために企業、団体、地方自治体と連携し、全国に活動の場を作っています。また、広域性通信制高校の鹿島山北高等学校と教育連携をすることにより、高校卒業資格を取得できます。

2020年度~小学校でのプログラミング教育必修化、中学校、高校でも順々にプログラミング教育の本格化が進んでいく中で、学校現場においてはプログラミング教育人材の圧倒的不足が懸念材料となっています。そこで、今後Tech Academyジュニアのような民間の教育サービスを導入することで、生徒たちにプログラミング学習の機会を提供していく学校は増えていくと予想されます。実際にTech Academyジュニアは自社コンテンツを全国展開させていく働きをしていますので、今後の発展に十分期待できそうです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。TechAcademyがいかに本格的で実践的な知識を身につけられるプログラミング教室であるかご理解頂けたかと思います。自分の目的に合わせて、是非一歩を踏み出してみてください。