電気自動車(EV)のメリット、デメリット。PHEVについても紹介!


近年では、電気自動車(EV)が注目されています。さまざまなメーカーが電気自動車を発表しており、従来のガソリンを燃やしてエンジンで動くガソリン車から、ハイブリッドカーや電気自動車へと移行する人が増えています。

そこで今回は、電気自動車についてあまり知らない人のために、電気自動車とはそもそもなんなのか、ハイブリッドカー(PHV)と何が違うのか、メリット・デメリットについて、わかりやすく説明していきます!

電気自動車とはそもそも何?

電気自動車とは、エンジンが搭載されていない、電気で動くモーターが搭載されている車です。つまり、「電気のみで動く車」です。

ガソリン車のガソリンとエンジンが、電気とモーターに変わったものだと考えれば分かりやすいです。

電気自動車とハイブリッドカーの違い

電気自動車とハイブリッドカーには、主に2つの違いがあります。それは、

  • エンジン搭載かどうか
  • 燃費の違い

という違いです。細かく説明します。

エンジン搭載かどうか

電気自動車は、エンジンが搭載されていませんが、ハイブリッドカーはエンジンが搭載されています。

車は発車する時が最もエンジンを使う時なのですが、ハイブリッドカーは、発車時に電気を使用し、あまりエネルギーを使用しないときにガソリンを使用します。

車がCO2や炭素を多く排気する時は、発車する時や、信号待ちや渋滞で停車しているときです。そこでハイブリッドカーは電気を使用します。

つまり、ハイブリッドカーはガソリン車と電気自動車の良いとこ取りの車です。

一方、電気自動車はずっと電気を使用するので、ハイブリッドカーよりも、より環境に優しい車です。

ハイブリッドカーは電気自動車と違って、充電する必要がありません。ハイブリッドカーの充電は、エンジンによって充電されます。なので、ガソリン車と同じようにガソリンを給油するだけです。

燃費の違い

電気自動車は8〜16時間の充電で240kmほどしか進めないと紹介しましたが、ハイブリッドカーは電気自動車と比べて燃費が桁違いに良いです。

ハイブリッドカーの代表車とも言える、「プリウス」は、40km/Lです。

プリウスの場合、給油せずに1000km以上走ることが可能です。

とはいえ、電気自動車は電気で動くと言う特徴が、なぜ最近になって注目されているのでしょうか。それは、電気自動車の6つの大きなメリットが関係しています。

電気自動車のメリット

環境に優しい

まず一つ目は、環境に優しいという点です。

それもそのはず、ガソリンを使わずに、電気だけを使うので、二酸化炭素の排出量が0です。よって、全世界の車が電気自動車になれば、車からの二酸化炭素の排出がなくなり、地球温暖化の抑制になります。

また、排気ガスも0になるので、いかに環境に優しいかがわかります。

維持費が安い

電気自動車はガソリンが必要ないので、維持費が安くなります。

補助金がもらえる

ガソリン車を持っていると、環境に悪いと言う点から、様々な税金をかけられたり、増税されたりします。

しかし、電気自動車は環境に優しいと言う点で、様々な優遇を受けることができます。

電気自動車を購入後、特定の書類を提出することで、補助金が受け取れます。

税金が安い

延期自動車は補助金がもらえますが、実は、税金も優遇されます。

例えば、自動車取得税や重量税が無料になるので、それだけで約10万円が免除されます。

振動や騒音が少ない

ハイブリッドカーにおいても言えますが、電気自動車は振動や騒音が少ないです。ガソリン車は、エンジンをかけた時に「ブルルゥゥン」と大きな音や振動を感じることがありますが、電気モーターはそれがほとんどありません。

電気自動車のデメリット

メリットだけを見ると、電気自動車は最高なんじゃないかと感じた方も多いでしょう。しかし、そんな電気自動車にもデメリットが存在します。主なデメリットは4つ。一つづつ見ていきましょう。

車両本体価格が高い

まずきになるのが、電気自動車の価格です。残念ながら、電気自動車はガソリン車に比べて高くなります。と言うのも、電気を蓄えるバッテリーがとてもコストが高くなるからです。

例えば、日産のリーフは最低価格でも315万円します。

トヨタのハイブリッドカーのプリウスでも242万円なので、いかに電気自動車が高いかがわかります。

また、電気自動車は充電するために自宅に充電設備を設置する必要があります。これが最低でも10万円程度かかるので、簡単に購入できないですよね。

充電に時間がかかる

ガソリン車の場合、ガソリンスタンドで5分もあればガソリン満タンにできます。しかし電気自動車の場合、最短でも30〜40分かかります。

そして、その40分間で全体の80%しか蓄えられないので、長旅の場合はこまめに充電する必要があります。

電気を満タンに充電しようとする場合、8〜16時間かかると言われています。

毎日使用するスマートフォンでさえ、充電し忘れることがあるので、それが車となると、充電し忘れて仕事に行けないとかになったら大変ですよね。

航続距離が短い

ガソリン車も電気自動車もガソリン満タン/バッテリー満タンで進める距離はあまり変わらないですが、ガソリン車はガソリンが少なくなったら、ガソリンスタンドで給油すればいいですが、電気自動車はそうはいきません。

電気自動車は、後続可能時間が400kmと言われていても、実際の可能距離は6割りと言われています。よって、240kmしか走れません。8〜16時間の充電をして240kmしか進めないと言うのは、ガソリン車と比べてもかなりのデメリットになります。

急速充電の80%でも40分かかりますし、その場合だと、190kmしか走れません。

大阪から東京へは約500kmあるので、電気自動車で行くとなると、最低でも3回は充電しなければなりません。

充電スタンドが少ない

電気自動車は充電が命なのに、充電スタンドが少ないです。

2019年の4月時点で、全国の電気自動車用の充電スポットの数は約28500基とされています。

その中でも、40分で全体の80%を充電する急速充電に対応した充電スポットは、約7000基しかありません。

ガソリンスタンドはと言うと、2016年末で3万以上あるとされています。

しかも充電スポットは40分以上かかるので、充電スポットを見つけたとしても、待ち時間が長くなる可能性があります。

ここまで電気自動車のメリットとデメリットを紹介しました。

実は、ハイブリッドカーをより進化させたPHEV(プラグインハイブリッド)も注目されています。ここからは、PHEVの特徴を説明していきます。

PHEV(プラグインハイブリッド)とは

プラグインハイブリッドとは、ハイブリッドカーを進化させたもので、バッテリーの外部充電機能を搭載し、電気だけで走行できる距離を大幅に長くしたものです。

バッテリーの容量もハイブリッドカーよりも多く、EV走行できる距離も伸びています。

普段の通勤や買い物などの場合は、電気だけで走行することが可能です。電気自動車の場合、長距離ドライブでは充電スポットを気にしながら走行しなければなりませんが、プラグインハイブリッドカーの場合、バッテリーの電気を使い切ったとしてもガソリンで走ることができるので、航続距離を心配する必要がありません。

また、燃費の面でも、ハイブリッドカーよりも優れています。トヨタが発売している「プリウスPHV」は通常燃費が37.2km/Lですが、EV走行で換算した場合、68.2kmも進むことが可能になります。

プラグインハイブリッドカーは、急速充電することが必要ないので、全国各地にある充電スポットをフルに活用することができます。

プラグインハイブリッドカーは、ハイブリッドカーをより進化させた素晴らしい車でもあります。

電気自動車と比べても、プラグインハイブリッドカーの方がメリットが多そうに思えますが、しかしどうしてもガソリンを使用するので、環境に悪いです。

今後は全国で充電スポットが増えると予想されますので、電気自動車やハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカーを購入するのを一度検討してみるのも良いかもしれませんね。

国内の主なEV/PHEVメーカー

日産

日産自動車の代表車は、「リーフ」です。

日産は電気のみで走行するEVの展開に注力しています。

その中でもリーフは日本だけではなく、世界中で展開されており、世界で最も売れている電気自動車の一つです。

三菱

三菱自動車は、電気自動車だけではなく、プラグインハイブリッドカーにも注力しています。その中でも、「アウトランダーPHEV」は、世界で最も売れるOHEVの一つです。

トヨタ

トヨタで有名なのは、先ほど紹介しましたが、「プリウスPHEV」です。2017年の2月に新型プリウスPHEVが発売されましたが、従来のプリウスPHEVと違うのは、急速充電ポートが追加された点です。また、新型プリウスPHEVでは、太陽ソーラーパネルを車両の屋根に搭載でき、ソーラーパネルによる充電も可能です。

海外の主なEV/PHEVメーカー

テスラ

テスラは、世界初の電動SUVのモデルXを発売しました。SUVとは、スポーツ・ユーティリティ・ビークルで、「スポーツ用多目的車」と訳されます。後ろのドアがファルコンウィングというタイプで、上下に開くことが特徴です。

そのほかにも、メルセデスベンツやBMW、ポルシェなど、高級車を販売するメーカーもEVやPHEVを開発、発売しています。それほど世界中で注目されているということです。

まとめ

今回は、電気自動車について、また、プラグインハイブリッドカーについて説明しました。どちらもメリットが多いですが、ガソリン車に比べるとまだまだ値段が高いです。しかし将来的に、電気自動車が普及し、電気自動車の値段も安くなっていくでしょう。電気自動車は、これからも注目の的です。