時代はキャッシュレスの時代へ。
これから現金の価値は次第に薄れ、すべてインターネット上にお金が回る時代が来るかもしれません。政府もキャッシュレス化を進めています。そんな時、便利な電子マネーを使っていないのは、とてももったいないことです。
電子マネーは携帯でも使用することができるので、携帯一つで何処へでも行ける時代とも言えます。
そこで今回は、電子マネーの特徴やメリットデメリット、さらには主要な電子マネーを紹介します。何の電子マネーを使おうか迷っている人は、ぜひご覧ください。
目次
電子マネーの特徴
電子マネーの大きな特徴として、「先払いか後払いか」という特徴があります。
先払いの場合、事前にチャージが必要です。主な先払いの電子マネーは、「PASMO,nanaco,楽天Edy,WAON,Suice」などです。デビットカードも先払いに似ていて、デビットカードは会計した時に銀行から支払われる仕組みです。
後払いの場合は、使った金額が後から請求されます。基本的にはクレジットカードと同じように、月末締めの来月27日支払いが多いです。主な後払いの電子マネーは、「iD,QuickPay」などです。
携帯で使用できる
たくさんのポイントカードを財布に眠らせている方は多いのではないでしょうか。電子マネーは、一般的にはカード型が主流ですが、携帯で使用することもできます。アプリで使用できるだけではなく、ポイントカードとしても使用することができます。よって、携帯一つでお出かけすることができます。
さらに財布は落としたり、盗まれたりする可能性がありますが、電子マネーならその必要はありません。携帯を持っているだけでいいのですから。
電子マネーのメリット
現金を持ち運ばなくていい
まず一つ目の大きなメリットです。現金を持ち運ぶと、どうしても小銭で財布がかさばったりします。小銭が足りなくて支払いに手間取ったことはないでしょうか。
電子マネーの場合、そういったことが一切なくなり、より一層スムーズな支払いが可能です。また現金持ちは、銀行で引き出しする必要がありますが、電子マネーの場合は必要ありません。時間的にも、手数料的にも無駄が省けます。
ポイントがたまる
電子マネーならではのメリットです。わざわざ多くのポイントカードを持ち運ぶ必要が無くなります。
現金を電子マネーに変えるだけでポイントがたまることは明らかにお得です。
会計が早い
会計が細かい値段だった時、小銭をジャラジャラ数えて会計に時間がかかったという経験は誰しもあると思います。しかし、電子マネーはその必要がありません。
会計が早いことは、便利であるとともに、他人に迷惑をかけることがないです。会計待ちの時に前の人が小銭を数えていてイライラしたときはあると思います。
支出額の管理が簡単
現金払いだと、今月いくら使ったか把握している人は少ないです。家計簿をつけている人はわかるかもしれませんが、家計簿をつける作業はとても面倒で無駄です。
キャッシュレスの場合、家計簿アプリにクレジットカードや電子マネーを設定するだけで、自動的に家計簿が出来上がります。
電子マネーのデメリット
一つの電子マネーで使えるお店が限定される
現状どのお店も電子マネーに対応しているわけではありません。都心部では多くのお店が対応してきていますが、地方ではまだまだ少ないです。
たくさん作るとカードで溢れる
色々な電子マネーを使用するとその分、カードが増えます。よって、管理が面倒になったりします。
しかし、そのデメリットも、アプリを使ったりして解決できます。
チャージや残高確認が面倒
後払いの場合は必要ないですが、先払いは会計の前にチャージをする必要があります。残高確認をする必要があります。
しかし、これはメリットでもあります。チャージのおかげで使いすぎるということが減ります。
割り勘が面倒
割り勘をするときはたいてい現金で支払いますが、現金を持ち運ばないと、割り勘できないということが起きます。
しかし、電子マネー間でお金を送ったり受け取ったりすることはできます。
例えばLine Payの場合、lineで友達にお金を送ることができるので、割り勘の際も問題ないです。
しかし相手がlinepayを使っていなかったらそれができません。なので、少しのお金は持ち運ぶ必要がありそうです。
電子マネーの種類が多い
電子マネーの種類が多いので、どれにすればいいか決まりにくいです。クレジットカードと併用するとなるとまた複雑になります。
自分のライフスタイルに最適な電子マネーを見つけ、少しづつ日常生活に取り入れていく必要がありそうです。
災害時に使えない
盲点ですが、災害時はATM電子マネー決済が使えないことが多いです。災害は滅多に起きないですが、万が一備えて、現金を持っておいたほうがいいです。
電子マネーの大半のデメリットはほとんどないに等しいので、心配することはないですし、キャッシュレス化化が進んでいる今から、少しずつキャッシュレスへと慣れていきたいですね。
電子マネーの種類はたくさんある
ここまで電子マネーの特徴やメリットデメリットをお伝えしました。ここからは主要な電子マネーについて紹介していこうと思います。まず電子マネーの種類はざっと
- paypay
- 楽天Edy
- QUICPay
- ApplePay
- WAON
- LINEPay
その他たくさんの種類があります。多すぎて把握できないくらいです。ここからは主要な電子マネーを紹介していきます!
Paypay
最近CMで見た方も多いんじゃないでしょうか。そう、「ペイペイ、ペイぺペイペイ」のやつです。100億円ばらまいたやつですね。
Paypayはソフトバンクとヤフーが始めたスマホ決済アプリで、2018年10月15日からサービスを開始しました。
支払いは、アプリで残高をチャージして支払うプリペイドタイプです。支払い方法は「店舗に設置されたQRコードをスマートフォンのカメラで読みっとって金額入力する」「スマートフォンに表示されるバーコードを店員さんに見せて読み取ってもらう」という方法があります。
また、Paypayは決済だけではなくpaypay間で友達に送金することができます。
利用は全て無料で、200円=1ポイントが貯まり、1ポイント=1円で利用できます。
楽天Edy
楽天Edyは普及率が最も多い電子マネーで、対応している店舗数は電子マネーの中でもトップクラスです。
Edyは200円=1ポイントでポイントがたまるのですが、ポイント機能付きのクレジットカードを使って楽天Edyにチャージした場合、クレジットカードは楽天Edyが利用した分のポイントをもらうことができます。
さらに、ポイント増量キャンペーンなどが行われていた場合、ポイントが増量するため実質還元率が0.5%から2%まで上がることもあります。
楽天Edyは現金またはクレジットカードでチャージをして支払いをします。
また、決済時に金額が足りなくても大丈夫なオートチャージに対応しています。
Quicpay
QUICPayは運営会社JCBが発行している電子マネーで、加盟店のお店の端末にカードやスマートフォンをかざすだけで支払いを完了することができ、サインも不要です。さらに支払いでポイント、マイルが貯まります。
また、いろんなクレジットカードにも対応しており、盗難紛失があった場合でもQUICPayの支払いに指定されたカード同様の保障も受けられます。
事前にクレジットカードの発行が必要ですが、QUICPayは基本的にクレジットカードと連動しており、利用した料金はクレジットカードの利用料金として請求されます。よって、他のsuicaやPASMOのようにチャージの必要が一切ありません。
ApplePay
Applepayはアプリのダウンロードなどは特になく、クレジットカードを登録するだけで支払いができるものです。
ほとんどのクレジットカードが対応しているので新たなカードのお申し込みは不要で、電車やバスに乗るときも現金でのチャージは必要ありません。いつでもどこでもiPhone上で残高確認やチャージができて、日本中の電車やバスで利用可能です。
ApplepayはSuicaやクレジットカードを設定することができ、主に交通機関の利用、オンラインの使用がスムーズになります。
WAON
WAONはイオンの電子マネーです。チャージも簡単で、カードそのものもイオン系列のお店のレジに陳列してあるものや、サービスカウンターで300円を支払えば購入できます。また、無記名なので誰でも使用することができます。
WAONを利用するメリットは、WAONを使える場所の多さにあります。
使用できる場所は基本的にはイオングループの商業施設全てになります。イオングループということは、イオンモールは当然ですがミニストップも入り、それ以外にもファミリーマート、ローソンと全国に展開するコンビニエンスストアも加盟しています。
LINEPay
LinePayはLINEが提供するお財布機能のサービスです。加盟店での買い物の支払いや、LINEを通じてユーザー間での送金・割り勘が簡単にできます。
クレジットカードのような後払い方式ではなく、事前にチャージする前払い式で、チャージは銀行口座でのオートチャージや、コンビニで簡単にできるようになっています。
入会金や年会費は無料で、LINEユーザーであれば誰でも利用が可能です。難しい審査はなく、わずか数分で登録が完了します。
まとめ
電子マネーは日々の生活をガラリと変えてしまう優れものです。使わない手はありません。これから現金が少なくなっていき、ネット上でお金が回り始めます。
よって、今のうちから電子マネーやクレジットカードを使用し、便利さを肌で感じ、よきキャッシュレス生活を送ってほしいと思います。