ELECOM(エレコム)は大阪に本社を置く、大手コンピュータ周辺機器メーカーです。家庭用の商品を多く取り扱っており、特にワイヤレスマウスの使用感がよいと話題になっています。
「作業効率化できるPC周辺機器が欲しい」「マウスを使っていると手首が痛くなる」という悩みを抱えている方は、今回ご紹介するELECOMのワイヤレストラックボールマウスがおすすめです。
この記事では、ELECOMのワイヤレストラックボールマウスの基本的なスペックや、実際の使用感を徹底レビューします。マウスの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【クリエイター必見】作業スピードがケタ違い!トラックボールマウス
ELECOMのワイヤレストラックボールマウスの魅力は、一般的なマウスよりも操作性が格段に早くなることです。
出典:Amazon
一般的なマウスは、マウスパッドの上でマウス本体を動かすことによりカーソルを移動させますが、ワイヤレストラックボールマウスは、トラックボールと呼ばれるボールを「コロコロ」と親指で転がしてカーソル操作をおこないます。
360°自由自在にトラックボールを操作できるので、写真や映像、デザイナーなど、ミリ単位の作業が必要な人におすすめのマウスとなります。
また、一般的なマウス同様にホイールが搭載されているので、Excelなどを用いた細かい作業にも最適。疲れ知らずのワイヤレスマウスとして、多くのビジネスマンにも重宝されています。
【ワイヤレストラックボールマウス】基本的なスペック
- 寸法(幅×高さ):9.5×4.8cm
- 重量:200g
- 電池:単3乾電池×1本
- ボタン数:6個
- 対応OS:Windows・Mac OS・
- 接続方式:ワイヤレス(レシーバー付属)
数多くのワイヤレスマウスが普及していますが、トラックボールが搭載されているのがELECOMの特徴。トラックボールがないマウスは、カーソルを移動させるときにマウス自体を動かすので、手首や指に疲労感が溜まりやすくなるのです。
また、単3乾電池1本だけでおよそ270日以上使用できるパワフルさも魅力です。(ローエナジーモード)一般的なマウスとサイズ感も変わらないので、ビジネスバッグもすっきり収納できます。
有線マウスと無線マウスの違い「メリット・デメリット」も解説
「有線と無線ってどっちがいいの?」「ワイヤレスマウスの話をしているけど、どんなメリットがあるの?」と、気になっている方も多いと思います。
後述するELECOMのワイヤレストラックボールマウスの魅力をより理解していただくために、まずは有線マウスと無線マウスの違いを解説します。
有線マウスのメリット
- 電波障害によるトラブルが少ない
- 電池不要
- 電源切れのトラブルがない
有線マウスはパソコン本体とつなげるので、電波障害によるトラブルが起こりづらく、電池を準備する必要はありません。パソコンのバッテリー残量に影響されますが、基本的には安定した環境で使用できます。
有線マウスのデメリット
- コネクタの形式が異なると使用できない
- ケーブルの長さによって作業範囲が限定される
- 作業スペースが狭いときはケーブルが邪魔になる
ケーブルがあることで安定した通信ができますが、パソコン本体と繋いでいるため、ケーブルが届く範囲内で作業をする必要があります。デスクが狭いときはケーブルが邪魔になってしまうでしょう。
無線タイプのメリット
- ケーブルがないので作業スペースに影響を受けない
- Bluetooth接続であればUSBポートを占領せずに使える
無線タイプの最大の魅力はケーブルがないことです。ケーブルタイプは指に引っ掛かり、ケーブルが抜けてしまうことも考えられますが、無線マウスは机のスペースに左右されることなく快適に作業できます。
無線タイプのデメリット
- 環境によって電波が遮断される場合がある
- 外出先で使用するときは電池切れのリスクがある
無線タイプはBluetooth接続を採用しているので、状況によっては電波が一時的に遮断されてしまう場合もあります。また、電池残量が表示されないモデルが多いので、外出先での電池切れに注意しておきましょう。
【ELECOMのワイヤレスマウス】基本的な機能を紹介
ELECOMワイヤレストラックボールマウスが幅広いクリエイターから選ばれている理由は、下記のような機能が搭載されているからです。
- マウスだけでほぼ全ての画面操作ができる
- 手首を動かさないので長時間作業でも疲れない
有線マウスの弱点を克服しただけではなく、トラックボールの効果によって快適な操作性を実現しています。
マウスだけでほぼ全ての画面操作ができる
出典:Amazon
ELECOMのワイヤレストラックボールマウスに搭載されている機能は下記の8つです。
- 「進む」「戻る」
- 「右クリック」「左クリック」
- 「右スクロール」「左スクロール」
- カスタムボタン
- ホイール
従来のマウスに搭載されているクリックやスクロールはもちろんのこと、ページの「進む」「戻る」ボタンも搭載されています。また、ホイールによるページの閲覧もできるので、マウス1つだけでほぼ全ての画面操作に対応できます。
例えば、映像クリエイターはカット編集や各種エフェクト、テキストを入力するなど数多くの工程を有します。マウスとキーボードの操作が連続すると手が疲れてしまいますが、ELECOMのワイヤレストラックボールマウスであれば、手を動かす頻度が少なくなるので、作業がスムーズにおこなえるのです。
手首を動かさないの長時間作業でも疲れない
ELECOMのワイヤレストラックボールマウスは、人間工学に基づき、手のひらにフィットする仕様になっています。手のひらのカーブ部分まで忠実に再現されているので、マウスを握る指も疲れません。
一般的なマウスはマウス自体を動かす必要があるのですが、ELECOMのワイヤレストラックボールマウスは、親指部分にあるトラックボールがカーソルを移動させる役割を担っています。つまり、親指の腹でコロコロと動かすだけなので、腱鞘炎などのリスクも抑えられます。
【ELECOMのワイヤレスマウス】使用感をレビュー
「トラックボールって使いづらそう」という疑問を抱いている方も多いでしょう。ここからは、ELECOMのワイヤレストラックボールマウスを実際に使った感想をご紹介します。
トラックパッドの誤操作がなくなる
ELECOMのワイヤレストラックボールマウスを使い始めてから、誤操作がなくなりました。ノートパソコンにはマウスの代わりにトラックパッドが搭載されていますが、コピー&ペースト、ドラック&ドロップをするときに対象範囲まで指が届かないというマイナスポイントがありました。
しかし、ELECOMのワイヤレストラックボールマウスでは、360°回転するトラックボールによってカーソルを移動させるので、トラックパッドのように操作範囲の限界がなく、狙った操作を確実におこなえます。
これまで、トラックボールを使用したことがない人は「使いづらい」と感じると思いますが、使い続けていくうちに自然と慣れてきます。力加減に慣れてきたときには「普通のマウスよりもトラックボールマウスの方が使いやすい」と感じました。
クリックの反応が良い
約1年以上、ELECOMのワイヤレストラックボールマウスを使い続けていますが、左右クリックともに反応が良いです。
ワイヤレスマウスは環境によって接続が遮断されてしまうことが懸念されていますが、有線と比較したときの短所であり、ワイヤレスマウスを使っているときに接続の遮断や遅延は感じられません。
「カチカチ」という小気味良い音とともに、しっかりと反応してくれるので、操作性も抜群です。トラックボールに慣れるだけで作業効率は格段に上がります。
ハイスピードモードで作業速度をアップ
ELECOMのワイヤレストラックボールマウスには「ローエネジーモード」と「ハイスピードモード」が搭載されています。
- ローエナジーモード:カーソルの追跡スピードが遅い(想定電池使用期間:約273日)
- ハイスピードモード:カーソルの追跡スピードが速い(想定電池使用期間:約176日)
ローエナジーモードとハイスピードモードの切り替えは、中指にあたる部分から1タッチでおこなえます。慣れた作業をするときはハイスピードモードにすることで、作業スピードが格段に上がります。
トラックパッドの消耗を防ぐことができる
ELECOMのワイヤレストラックボールマウスを導入したことにより、トラックパッドの使用頻度が激減しました。
トラックパッドを強く叩きすぎたり過剰に使用することで、故障する可能性があります。トラックパッドのために修理や買い替えをするのはお金が勿体無いので、ELECOMのワイヤレストラックボールマウスのように作業効率が上がりながらトラックパッドの消耗を防げるアイテムはとても便利なのです。
【ELECOM】ワイヤレストラックボールマウスを掃除する方法
トラックボールと本体の間にはホコリやゴミが溜まりやすいので、定期的に掃除する必要があります。メンテナンス方法はとても簡単なので、ぜひ試してみてください。
【用意するもの】
- 綿棒
- 消毒用アルコール
まず、トラックボールを取り外して、溝に溜まっているホコリやゴミを取り除きます。次に綿棒を使って、支持珠(3ヵ所)に付着している汚れを拭き取ってください。
消毒用アルコールがある場合は、キッチンペーパーなどに吹きかけてからマウス全体をサッと拭きましょう。
まとめ
今回は、作業効率化アイテムとして幅広いクリエイターから重宝されているELECOMのワイヤレストラックボールマウスを紹介しました。トラックボールによって作業スピードの向上に期待できることはもちろん、手首を動かさないので、長時間の作業にも適しています。