【iMac 2012】中古品の選び方と実際の使用感をレビュー!注意点も解説

Apple製品の中でも特に注目されているiMacは「動画制作がはかどる」「スタイリッシュなデザインがかっこいい」と、多くのクリエイターから支持されています。

しかし、新品を購入するには値段が高く、「中古品でもいいからiMacが欲しい」と思っている方は多いでしょう。この記事では、中古品のiMacを選ぶときのポイントや注意点、実際に中古品を使った感想をご紹介します。

iMacは中古品でもサクサク使用できる

数年に一度、最新モデルをリリースしているiMac。デスクトップパソコンとしての機能はもちろんのこと、Apple製品らしいスタイリッシュなデザイン性も魅力です。モデルチェンジされることで、処理速度やプロセッサなどが向上しますが、モデルによっては中古品でも問題なく稼働します。

iMacは「adobe」ソフトとの互換性があり、重たい作業もサクサクをこなせることから、さまざまなクリエイターから愛用されています。Appleらしい無駄のないダイナミックな液晶を利用することで、作業効率化も期待できるのです。

【iMac 2012】基本的なスペック

  • ディスプレイ:IPSテクノロジー搭載21.5インチ
  • サイズ:高さ40/幅52.8/奥行き17.5cm
  • 重量:5.68kg
  • プロセッサ:2.7GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ
  • メモリ8GB(オプションにより16GBに変更可能)
  • ストレージ:1TB
  • オーディオ:ステレオスピーカー/デュアルマイクロフォン/ヘッドフォンポート

21.5インチとデスクトップパソコンとしては最適なサイズ感が魅力のiMac。USBやヘッドホンなどの出入力パネルが背面に搭載されているので、配線がスッキリと収納できます。

【iMac 2012出入力パネル】

  • ヘッドホン/オーディオ出力ポート
  • SD
  • USB3.0ポート(×4)
  • Thunderbolt または Thunderbolt 2 ポート
  • Ethernet ポート

USB3.0のポート数が多いのは嬉しいポイントです。iMacの最新モデルと比べると数字上の処理速度は劣りますが、実際に使用すると不便と感じるほどではありません。

「21.5インチのディスプレイは小さいから使いづらいのではないか?」という意見もありますが、ディスプレイが大きすぎると、距離感が掴めなくなり、眼が疲れるというデメリットがあげられます。iMac2012(21.5インチ)は、据え置きのデスクトップパソコンとしては程よいサイズ感でした。

【iMac】中古品の選び方

「中古品のiMacが欲しい」「失敗しない選び方を知りたい」と思っている方のために、iMacを中古品で購入するときの選び方と注意点を解説します。

Mac整備済製品を確認する

中古品を探す前に、まずは「Mac整備済製品」を確認しましょう。Mac整備済製品とは、いわゆる新古品のことで、店舗の展示品や返品されたものです。Mac整備済製品を選ぶメリットは下記の通りです。

  • 1年のメーカー保証やアップルケアが付いている
  • 動作確認済み
  • 出荷時のオペレーティングシステムになっている
  • 純正アクセサリとともに新品の箱で梱包

フリマサイトやインターネットオークションなどを利用してiMacを購入するときは、出品者が記載した商品詳細だけをアテにするので、最終的には出品者の信頼度を見極める必要があります。しかし、Mac整備済製品なら、出品者との頻繁なやり取りもなく、保証も付いているので安心して購入できるのです。

Mac整備済製品のラインナップを確認したい方は下記の公式サイトをご覧ください。

[blogcard url=”https://www.apple.com/jp/shop/refurbished/mac”]

ベンチマークスコアを確認する

iMacに限らず、パソコン選びにおいて「処理速度」はとても重要です。「Geekbench Browser」では、Macシリーズのベンチマークスコアが一覧となっており、性能の高さを確認できます。

ベンチマークスコアが高いほど処理性能が優れていると評価できますが、中古品を選ぶときはベンチマークスコアだけではなく、不具合の有無や動作確認も必須です。

USB3.0は必須

2012年以降のモデルにはUSB3.0が搭載されており、スマートフォンやプリンター、USBメモリなどの周辺機器をたくさん繋げられます。

中古品の中には、「USBポートが使用できません」という故障した商品も見受けられますが、USBポートは必須項目として捉えておくことが無難です。

用途によってメモリを確認する

用途によってメモリ容量を確認しておきましょう。メールや文章作成程度なら8GBでも問題ありませんが、Adobeなどのソフトを用いて動画・画像編集をおこなう場合は最低でも24GBは必須です。

基本的にはメモリの増設は可能ですが、iMac2012モデル(21.5インチ)に限ってはメモリの増設が困難なので、「メモリを重視したい」と思った方は、21.5インチではなく27インチを選びましょう。

インターネットでiMacを購入するときの注意点

フリマサイトやインターネットオークションサイトを活用してiMacの購入を検討している方は、より中身を重視すべきです。

  • 動作確認は必ずおこなう
  • スペックや状態から相場を確認する

中古品の購入で失敗しないために、上記の項目は必ず抑えておきましょう。

動作確認は徹底しておこなう

フリマサイトやインターネットオークションサイトを利用して、個人から購入する場合は必ず動作確認を行いましょう。商品詳細欄に「動作確認済み」と記載されていても、実際に稼働していることが確認できる画像を送ってもらうことが大切です。

また、ディスプレイの破損や、USBポートが搭載されている出入力パネル部分の動作確認も重要。対面で商品状態を確認できないため、細かいところまで質問をして不安を取り除きましょう。

スペックや商品の状態から相場を確認する

1つのサイトで商品を絞るのではなく、複数のサイトで価格を比較することが大切です。たとえば、モデル、スペック、状態が全て同じでもサイトによって価格が異なる場合もあります。

価格比較サイトとして「価格.com」は使いやすいと評判になっており、複数のインターネットショップから最安値の店舗をピックアップしてくれます。

【中古品】iMacの使用感をレビュー

中古品のiMacの選び方や注意点をご紹介しましたが、上記の項目をもとに「iMac 2019」を購入しました。ここからは、中古品のiMacを実際に使った感想をご紹介します。

大画面の分割操作がしやすい

「iMac 2012」21.5インチを購入するときに「ディスプレイが小さすぎるかもしれない」という不安を抱いていましたが、実際に使ってみると「文章作成や写真加工がしやすい」と感じました。iMacシリーズの中でも比較的コンパクトなので、デスクに見合ったサイズ感でスッキリまとまっています。

iMacの魅力はダイナミックなディプレイで作業ができることです。画面を左右分割にすると、資料を確認しながら文章作成ができるので、わざわざタブを切り替える必要はありません。

メールや文章作成程度ならサクサク使える

「今頃、2012モデルを購入するのは時代遅れ」「動作速度が遅くて使えない」というイメージを持っている方も多いでしょう。中古品の商品状態によって異なりますが、メールや文章作成程度なら問題なく使えています。

メモリが8GBと少ないので、Adobeソフトを利用するときは不便ですが、「検索機能があれば十分」「大画面でYouTubeを見たい」という方には最適です。

及第点レベルの音質

「iMac 2012」のスピーカーは及第点レベルの音質でした。2019年に発売されたMacBook Pro16インチと比べると、音域や重厚感は劣りますが、長時間音楽を流しても不快感はなく、ヘッドホンを利用しても問題ありませんでした。

【iMac】作業効率化に最適なアクセサリー

「iMacのおすすめアクセサリーを知りたい」「作業効率化をしたい」と思っている方のために、おすすめのアクセサリーをご紹介します。

Magic Keyboard(テンキー搭載)

出典:Apple

さまざまなキーボードが登場していますが、iMacには純正の「Magic Keyboard」がおすすめです。右側にはテンキーも搭載されており、計算はもちろんのこと、ゲームに適したフルサイズの矢印キーも付いています。

あえてキーを低くしたことで快適かつ押し間違いのない仕様を再現。カチカチという心地良い打鍵感も魅力です。内蔵されたバッテリーはフル充電から1ヶ月間は持続するタフさを兼ね備えています。

Magic Mouse 2

出典:Apple

Appleの純正ワイヤレスマウス。バッテリーが内蔵されているので電池は必要ありません。従来のモデルと比べてボディが軽くなったので、長時間の操作でも疲れないことが魅力です。

一段と感度が上がり、ウェブページの閲覧や書類のスクロールなど、シンプルなジェスチャーでさまざまな操作ができます。

ワイヤレスタイプのメリットである作業スペースやiMacとの距離に左右されずに使用できるのも嬉しいポイント。ペアリングは自動でおこなうので、機械の操作が苦手な方でも安心です。

Magic Trackpad 2

出典:Apple

MacBookシリーズに馴染み深いトラックパッド。iMacではワイヤレスタイプとして使用できます。「マウスの操作が苦手」「トラックパッドの操作に慣れている」という方は、Magic Tracpad 2」がおすすめです。

トラックパッドには感度の高いセンサーが搭載されているので、どこを押しても反応します。従来のモデルに比べて面積が30%以上広くなったので、コンテンツのスクロールやスワイプがこれまで以上に快適になりました。

まとめ

この記事では、中古品のiMacの選び方と注意点、実際に使った感想をご紹介しました。まずは、メーカー保証や動作確認がされている「Mac整備済製品」の中から自分好みの商品を探すことがおすすめです。フリマサイトやオークションを検討している方は、本体のスペックだけではなく動作確認、保証の有無も確認しましょう。