【おしゃれかつ機能性抜群】アクションカメラのおすすめネック式マウントを紹介

手のひらほどのサイズ感と、臨場感たっぷりの映像が撮影できるアクションカメラ。一眼レフカメラを使用できない環境や、「VLOGのように手軽な動画を撮影したい」というシーンで活躍します。

アクションカメラにはさまざまなアクセサリーが販売されており、その中でも首にかける「ネック式マウント」は使い勝手が良いと評判です。しかし、多くのメーカーがネック式マウントを販売しているので、「どれを選んだらいいのかわからない」と思っている方も多いでしょう。

この記事では、GoProやOzmo Actionなどのアクションカメラに搭載するネック式マウントの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

自撮り棒とネック式マウントのメリット・デメリット

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アクションカメラのアクセサリーを購入しようと思っている方の中には、「自撮り棒とネック式マウントはどっちがいいの?」と思っている方も多いでしょう。まずは、自撮り棒とネック式マウントのメリット・デメリットをご紹介します。

自撮り棒のメリット・デメリット

アクションカメラのアクセサリーとして絶大な人気を誇る自撮り棒。利便性の高さが評判になっていますが、注意すべきポイントもあります。自撮り棒のメリット・デメリットは下記の通りです。

  • 【メリット】自撮り撮影が可能
  • 【デメリット】片手がふさがるので使用シーンが限定される

それぞれの項目について詳しく解説します。

【メリット】自撮り撮影が可能

アクションカメラに搭載する自撮り棒は、その名の通り「自撮りできる」ことが醍醐味です。前方はもちろんのこと、自分を被写体とすることで、臨場感たっぷりの映像が撮影できます。ゆったりとした雰囲気を演出するVLOGや、アウトドアスポーツなどのシーンにも最適です。

伸縮性に優れている自撮り棒は、高い位置からの撮影に優れているので、大人数で自撮りをするときも便利。また、水中やウィンタースポーツの映像を撮影するときはネック式マウントではなく、自撮り棒がおすすめです。

【デメリット】片手がふさがるので使用シーンが限定される

自撮り棒は必ず片手で持っておく必要があるので、常に片手がふさがってしまいます。「一眼レフで写真を撮りたい」「食べ歩きの動画を撮影したい」という場合には適していません。

自撮り棒の持ち手部分には三脚が搭載されている商品もありますが、食事やカメラを使用するたびに、わざわざ三脚を取り付けるのは面倒だと感じます。

ネック式マウントのメリット・デメリット

ネック式マウントに馴染みのない方は多いでしょう。しかし、使用するシーンによっては自撮り棒よりも活用できます。ネック式マウントのメリット・デメリットは下記の通りです。

  • 【メリット】両手がふさがらない
  • 【デメリット】アングルが常に一定

それぞれの項目について詳しく解説します。

【メリット】両手がふさがらない

ネック式マウントは、アクションカメラをネックレスのようにかけられるので両手がふさがりません。両手がフリーになるので、食べ歩きのようなVLOGや登山などのシーンにもおすすめ。また、自分の視点でドライブ映像を撮影したいと思っている方にも選ばれています。利便性はもちろんのこと安全性の高さも魅力です。

また、ネック式マウントがあると食材の切り方や手際をリアルに捉えられるので、料理動画の撮影にも適しています。

【デメリット】アングルが常に一定

ネック式マウントは、アクションカメラの向きが常に一定なので、自撮り棒のように上下左右方向の動きができません。つまり、両手をフリーにしたいと思っている方はネック式マウント、さまざまな方向を撮影したい方は自撮り棒を選ぶことはおすすめです。

【アクションカメラ】ネック式マウントの選び方

「さまざまなメーカーがネック式マウントを販売しているから、どれを選んだらよいのかわからない」という方のために、ネック式マウントの選び方をご紹介します。

互換性

Amazonや楽天市場などのインターネットショッピングサイトで販売されているほとんどの商品は、「GoPro」や「Ozmo Action」に対応していますが、王道メーカー以外のアクションカメラはネック式マウントを搭載できないこともあります。商品詳細欄や商品レビューに掲載されていない場合は販売しているメーカーに問い合わせをして、アクションカメラとの互換性を確認しておきましょう。

耐久性

安いプラスチックを使用しているネック式マウントは、すぐに折れてしまう傾向があります。「どれも同じだから安い商品を買おう」という基準で選ぶ方に限って失敗するケースが多いので、商品レビューや素材を確認してから購入してください。

開閉耐久テストをおこなっている商品や、「ABS素材」と呼ばれる耐久性に優れた素材を採用している商品は比較的強度が高いのでおすすめです。

角度調節機能

ネック式マウントは、アクションカメラのアングルが常に一定であることがデメリットでしたが、角度調節機能が搭載された商品も登場しています。前方だけではなく斜め上や真上など、さまざまな角度から撮影ができるので、アウトドアシーンの臨場感を伝えたいときに活用できます。

たとえば、絶景スポットを目の当たりにしたときの表情を撮影するなど、リアリティーな映像表現も楽しめるのです。

プラグのデザイン

どれも同じ仕様に見えるのですが、メーカーによってデザインが異なります。主に、ネック式マウントは下記の2タイプに分かれているのです。

  • 首のからかけるタイプ
  • 首の前で止めるタイプ

「首からかけるタイプ」は、すぐに装着できるという手軽さが魅力ですが、完全にロックされていないので、使い続けていくうちに隙間が広がり、アクションカメラが落下することも考えられます。アウトドアスポーツなど、激しい撮影環境で使用する場合は「首からかけるタイプ」は適していません。

「首の前で止めるタイプ」は、首まわりが完全にロックされているため、アクションカメラが落下することはないでしょう。しかし、装着をするたびにネジを開閉する手間がかかるので、人によっては「面倒だな」と感じる瞬間もあります。

両者はトレードオフのような関係であり、安全性と利便性を追求することは難しいかも知れません。ネック式マウントを選ぶときは「撮影するシーン」に合わせて、より使いやすいタイプにしましょう。

スマートフォン搭載機能

ネック式マウントの中には、アクションカメラだけではなく、スマートフォンも搭載できる商品が登場。アクションカメラだけを搭載する方にとっては重視するポイントではありませんが、アクションカメラの充電が切れてしまったときや故障をした場合、スマートフォンで代用できます。

【GoPro・Ozmo Action対応】おすすめネック式マウント3選

ネック式マウントの選び方をふまえて、おすすめの商品をご紹介します。GoProやDJIのOzmo Actionとの互換性もあるので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

【ActyGo】

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「首からかけるタイプ」を採用したネック式マウント。使いたいときにサッと装着できるので、決定的瞬間を逃すことはありません。ロック部分も強固なので、アクションカメラの揺れや落下を防ぎます。

おすすめポイント①耐久性に優れている

「ActyGo」のネック式ストラップは、しなやかさと剛性を併せ持つ「ABS素材」を使用しているので、一般的なプラスチック製のネック式マウントよりも耐久性に優れています。生産工場において開閉耐久テストを実施しており、実際に使っていても緩みや破損は起こっていません。

おすすめポイント②角度調節機能が搭載

アクションカメラとの接続部分には「角度調節」ができるパーツを搭載。前面はもちろんのこと、真下や真上、斜めなどのアングルから撮影ができます。たとえば、猫や犬を撫でる動画を撮影したいときは、斜め下の角度に向けることで、被写体のすべてを捉えられます。

商品によっては角度調節のパーツが硬いこともありますが、「ActyGo」のネック式マウントは片手で簡単に角度を変えられます。商品の耐久性だけではなく、利便性に優れていることが魅力です。

【Taisioner】

出典:Amazon

「首の前で止めるタイプ」を採用したネックマウント。ストラップ部分が緩む心配がないので、サイクリングや登山などの比較的振動が伝わりやすい環境に適しています。

おすすめポイント①ロック機能が搭載

ロック機能が搭載されている斬新なプラグを採用。アクションカメラが首から落下する心配はありません。GoProやOzmo Actionのような王道メーカーとの互換性もあり、アクセサリー感覚で気軽に装着できるのも魅力です。

固定力に優れながらも角度調節機能も搭載しており、アクションカメラを180度回転できます。前方や真下だけではなく、ローアングルからの自撮り撮影も可能。自撮り棒を使わなくても自分の表情を映せるので、「VLOGを撮影したい」と思っている方にもおすすめです。

おすすめポイント②スマートフォンを搭載できる

「Taisioner」はスマートフォン専用のアダプターも付属しており、横向きで搭載できることも魅力です。「アクションカメラのバッテリーが切れてしまった」「充電をしている間はスマートフォンで代用したい」という場合にも活躍します。

また、GoProやOzmo Actionをメインカメラとして、スマートフォンをサブカメラにしたいときにも最適。登山などのシーンにもおすすめです。

まとめ

アクションカメラに取り付けるネック式マウントの選び方とおすすめ商品を紹介しました。搭載するアクションカメラとの互換性はもちろんのこと、耐久性や角度調節機能、プラグのデザインは必ず抑えておきましょう。自撮り棒とは全く異なる特徴や魅力があるので、まずは、ご自身の用途を明確にすることが大切です。